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2015年01月20日

コルビジェLC2 張り替え、その後。

昨年のブログにてル・コルビジェの椅子の張り替えをお伝えしておりましたが
(詳しくは「コルビジェLC2 張り替えます」をご覧ください。)
その後をお知らせしていませんでした。失礼いたしました。



というわけで、このように張り替えられました。
張地はもちろん、中のクッション材も交換していただいたので、



以前(写真左)と見比べても一目瞭然、パンと張ったカンジです。



生地は粗いツイードのような生地なので肌触りもサラッと、クリスピーなカンジです。
ベースの茶の生地にブルーグレーと白の杢糸の立体的な織地なので汚れも目立ちにくい。
ただし、布地ではありますので、張り替えてすぐに汚れ防止を兼ねて自分で撥水スプレーをかけました。
実際張り替えて3か月あまり経ちますが、生地表面が寝ることもなく張り替え直後と変わらない状態を保っています。

張り替えの生地の選び方は好みもいろいろだと思いますが、
革張りはともかく、布地の場合はオールシーズン心地よい肌触りであること。
例えば冬に生地を選ぶと、どうしても温かそうな冬物の生地のものが良さそうに感じて、夏になるとそれが見た目にも暑苦しく感じたり。
ソファは肌触りが座り心地にも直接影響するので、
なるべく肌に触れて、プロのアドバイスももらいながら選びましょう。


こうして我が家のLC2はクッション部も新たになり、
新品同様に生まれ変わりました。
もともとクッション以外はメタルのフレームしかないこの椅子、
クッションを張り替えれば、半永久的に使うことができます。




右の写真は以前訪れた
コルビジェ設計のパリ16区の
ラ・ロッシュ邸で撮ったLC2。
1928年発表のこの椅子が誕生して90年近くなるのにいまだに生産され、世界的に使われています。
(クッションがへたった感じも歴史を感じていいものですね、張り替えた私が言うのもなんですが(笑))




前回のブログ「アメリカ西海岸: 風土と建築・インテリア」
で最後に建築家フランク・O・ゲーリーの言葉を紹介しましたが、
有名な椅子の中には著名な建築家のデザインによるものも多い。
確かに名作として残る椅子は”Yearning for Timelessness" の建築家の願いを叶えているのかもしれません。  


Posted by nobo at 16:41Comments(0)家具のこと

2014年09月11日

コルビジェLC2 張り替えます。

今、我が家にあるル・コルビジェの椅子「LC2」を生地の張り替えに出しています。



20年ほど前に装飾美術で椅子の歴史を勉強した時から「いつかは欲しい」と思っていた椅子。
数年前に中古を譲り受けたたものだったので、張地も自分で選んだものではなく、いずれは張り替えようと思っていたのですが



クッションのへたりや



生地の擦り切れが気になってきました。




もちろん生地選びにはいろいろとこだわりました。
椅子の張地のメーカーからサンプルを数々取り寄せ、




でも結局はこの椅子のメーカーであるCassina のものを選びました。
それには訳があります。




生地の厚さが違うのです。
左側は一般の椅子のメーカーの張地。
右はCassina のもの。倍ぐらい厚いのがわかるでしょうか。
実際に張地の厚さというのは張ったときの仕上がりにどれほど
差があるのかはわかりませんが、
一般の椅子メーカーの生地を選んだ場合、
張り替えもCassina 以外のところにお願いすることになります。

ちょうど張り替えを検討していたころに、Cassina では
張り替えのキャンペーンだったため、
やはり専門のところで、純正の生地をお願いするほうが、
失敗もないだろう、と思い、お願いしました。
それに後日、預けた状態から中のクッションも替えた方がいい、
との連絡も受け、お願いしました。
そのあたりの判断もやはりメーカーならでは。

椅子の張り替えは、実際金額的にも
どうかすると安い椅子が買えるくらいの金額がかかります。
せっかくならば、ちゃんとした形で前よりいい状態で生まれ変わらせた
方が、後々長く大事に使えることになります。




LC2はフレームからクッションだけとれるのですが、
フレームごと預けて張り替えに出します。




ソファのなくなった我が家のリビングには
代わりにH・ウェグナーのピーコックチェアとYチェアが。
でもやはり、リビングにはクッション性のある
ソファでないとダメですね。
今回身にしみて感じました。




ちなみにCassina 福岡店は9/12にリニューアルオープンだそうです。

我が家のLC2 もそろそろ帰ってくる予定です。







  


Posted by nobo at 00:23Comments(0)家具のこと

2013年08月16日

テーブルとベンチの完成。

前回のブログで製作していたセンダンのテーブルとベンチ、
完成しました。




以前に製作した木と同じ種類ながら
今回は色合いが落ち着いています。

気のせいか、以前はまだ赤ちゃんだったお宅のお嬢ちゃん、
ちょっと女の子っぽくなってました。



おそろいのベンチも新たに作り直し。
こちらは反りはなかったのですが、
木が違えば色合いも変わるので。
これが無垢の素材のウソがつけないところ。
そのかわり、以前より改良もし、
脚もより安定した作りにしました。



それに前回はベンチの脚をナチュラルな色にしていたのですが、
今回はご要望によりテーブル脚と同じ黒にしました。
脚を黒にすることで、今後シャープなデザインの椅子に買い替えられても
マッチしやすいと思います。

テーブルというのは存在感が大きいだけに
色合いが変わるだけで、随分雰囲気も変わります。
今回の作り直しで、色合いが違う木になり
最初は違和感があるかもしれませんが、同じ樹種、
そして自然の木の色、それに経年変化で味わい深くなってくると思います。

「同じようで同じでないテーブル、気に入ってます。」

と後日メールをいただき、本当に嬉しく、そして安堵しました。

木は年月をかけて育った分だけ長持ちするといわれています。

新しいテーブルもご家族に長く使っていただけたら、
私も、そしてきっと木も本望です。
  


Posted by nobo at 17:11Comments(0)家具のこと

2013年07月26日

12年寝かせた木で作る最後のテーブル

今月の初めに梅雨が明けて、それから福岡はずっと猛暑続き。

自然乾燥していた板もしっかり乾燥してきました。




2001年に思い切って丸太1本買いして寝かせていた、
大好きな木材、センダン。
温かみのある色合いと深みがいい木材です。




これまで無垢のテーブルを数々つくってきたり







長さ4mそのまま使って自宅のキッチンのカウンターにしたり





その他にもお寺の看板(というのだろうか)になった板もあります。




そして今回、残っている板全部使って最後のテーブルを作ります。


というのも、昨年オーダーで作った同じ材のセンダンの無垢のテーブルが
だんだん大きく反ってきたため、作り直すことになったため。

今まで何度も作ってきて、作り方も、使う材の吟味も、いつもと同じように
行ってきましたが、やはり自然のモノが相手だと、何が起こるか
わかりません。無垢の場合、多少の割れや反りはあることなので
ご了承していただかなくてはならないのですが、
今回はその程度がちがっていました。
(画像もあるのですが、写真だとその反りがわかりにくいので割愛しますが)
反ったテーブルをもう一度バラバラにし、板状に戻して
特別に熱とプレスをかけ、テーブルに組みなおして
もともと板裏に施していた木の反り止めに、さらに補強の金物を入れましたが、
木はまるで反発するかのように元に戻ったのでした。


お客様には大変申し訳なく、そのテーブルを引き取り、
別の家具屋さんでのテーブルのご購入をご提案しましたが、
センダンのテーブルを気に入って下さっているとの事、
ありがたいことに、もう一度作り直すチャンスをいただきました。

そこで長年寝かせて反りの可能性が低い私の板でつくることになったのです。

だたし、残っている私の板は幅がやや狭いので
110cmの幅のテーブルを作るのに
何枚かを剥ぎあわせなければなりません。





今回は反らないだけでなく、よりよい仕上がりにするため、
木目のを柾目(まさめ)部分だけでテーブルをつくります。
柾目というのは、上の写真でいうと
両サイドの木目が詰まっていて、まっすぐの部分。
この部分だけを切り取り、4枚を剥ぎあわせます。
真ん中の渦状の部分は「板目」といわれるところ。
ここを使って剥ぎあわせると、いかにも剥ぎ目が目立つし、
あまり板目が目立つと和っぽくなるので、
この板目はお揃いで作るベンチに使うことにします。


それにしても今回の作り直しであらためて
木は何年たっても生きていると痛感させられました。
今度こそは、お客様に長く使ってもらえるものになりますように・・・
祈るような気持ちです。
そして、木を愛する私!としては、
木も無駄にならないように、ちゃんと使ってあげなくちゃ、
とも考えるのでした。

  


Posted by nobo at 17:34Comments(0)家具のこと

2013年07月12日

家具入りました。

今回のリノベーションでコーディネータした家具と照明が入りました。

モノが入ると少しずつ生活感も出てきます。




まずはダイニングテーブル。
無垢の板はケンパスという、南洋材。



赤みを帯びた深い色なのですが、
マメ科の木なので目が細かいため、日本のケヤキなどに比べて木目が
主張しなくて重い印象にならないし、
かといって同じマメ科のブビンガのように“ギラギラ”していない。

落ち着いた雰囲気のお施主様、Tさんにぴったり。
はるばる四国から取り寄せていただいた甲斐がありました。



そしてダイニングチェアには、ご存じハンス・ウェグナーのY Chair。
これはTさんのたってのご希望。テーブルにもしっかり合っています。
それにしてもなぜこんなに愛されるのでしょう、この椅子?
そして、日本でどれだけ売れているんでしょうね?



キッチンとの位置関係はご覧のとおり。
オープンキッチンのペニンシュラ型(半島型:キッチンの一端が壁についている形)に対して、テーブルも壁を斜めに作ってペニンシュラに。
現場では“V字キッチン”と呼ばれていましたが。

オープンのキッチンの場合、ダイニングテーブルをキッチン本体に直接
横につなげたり、あるいはT字型に置いたりすることがありますが、
こうして斜めになることで、テーブルに座っている時に、キッチンの雑多なものが目に入りにくい。



それにV字にするために、壁の一部を大きく斜めにすることで
部屋全体のレイアウトに変化を与えてくれる。
なのでリビングのドアを開けると、こうして面白い角度で
メインのダイニングが見えるのです。
で、歩みを進めるとキッチンはその奥に見えてくる。
オープン空間のLDKなのに、シーンが展開していく。



ダイニングの照明は真鍮のメーカー、FUTAGAMIさんのランプ。
インテリアショップで見つけたもので、
照明メーカーのランプにはまずない、素材のもつ力が魅力です。
このランプは、このリノベーションの初めからTさんのイメージに
ピッタリ、と決めていたモノ。



もうひとつ、FUTAGAMIのランプ。
ピアノの照明用に選んだ、表面が黒の鍛金のランプ。










黒いピアノは色はもちろん、奥行きもあって存在感があるので
両サイドにIEKAの収納棚を置いて、
リビングのこの壁面だけは黒っぽくしてシャープな雰囲気に。










それからこの日はお子さん用のベッドも一緒に搬入。
ヒノキの無垢でできたベッド。
香りがいい。体にも優しそうです。


ベッドの下にはこのように出雲の炭が
入っているんです。

もともとTさんのご希望にあったのが
「床下に炭を入れてほしい。」
マンションでは床下にスペースがないので、
あきらめていただくしかなかったのですが、
このベッドが代わりになります!
偶然大川の家具ショップで見つけたときは
嬉しかった。

家具にもいろんな役割があると感じました。





最後にこの高さ59cmというチェア。
キッチンの高さ85cmに合う椅子はなかなかないのですが、
これは雰囲気もYチェアにも合っていていい。
これも北欧のメーカー、Werner のShoemaker Chairです。
その名のとおり、もともと靴職人が使うためにできた椅子。
おしりの形に削り出されたブナの木が綺麗で
使い込むほどに味がでてきます。



これからはじまる生活に長く愛される家具が入りました。
インテリアのデザインやコーディネートの醍醐味は
施主の方とのやり取りを通して
まずは望んでいらっしゃるテイストがどのようなものか、
探しながら(さぐりながら?)最後には
「これいいですよね。」と同じ気持ちになって
共感しながら作り上げていくこと。

今回もそうやってできた空間です。

ご家族での楽しい生活、そしてさらには
ご友人を招くなど、新しい空間が
新しい毎日を作っていってくれたら
本当に嬉しいです。

  


Posted by nobo at 12:07Comments(0)家具のこと

2012年12月28日

今年最後の無垢テーブル完成。

いよいよ今年もおしせまりましたが、
ようやくテーブル完成、でなんとか年内に納品させていただきました。



センダンの無垢テーブル
長さ2m、幅110cm
運ぶのも男性3人がかりです。



センダンのやや色味がうすく感じられますが
今の色合いは床材のチェリーとも合うカンジ。
また使ううちに、色が深くなり、
メンテナンスでオイルがけをしていくと
さらに飴色になっていきます。
いわゆるいい意味での“エイジング”。




今回はベンチも作りました。
ただしテーブルの脚は黒、
ベンチは脚は座面と同じクリアのオイル。
将来的にベンチを別に使うことも考えてのことです。
実際設置すると、ベンチの脚はあまり見えないので違和感もありません。









これからテーブルと長いお付き合い
ヨロシクオネガイシマス!



それからブログをお読みいただいた皆様にも!
良いお年を!
そして来年も「築45年の家に住む」を
よろしくお願い申し上げます。  


Posted by nobo at 03:15Comments(0)家具のこと

2012年12月18日

無垢テーブル切断!!

いよいよ今年も押し迫りましたね。

昨日は絶好の大掃除日和、のような暖かい一日でした。

我が家はというと、大掃除ならぬちょっとした家具のリノベーション



かれこれ10年ほど使っているダイニングテーブル。
無垢のタモ材の天板です。
長さ2m、幅は110cm。
毎日使うのはもちろん、自分でサンダー(表面を研磨するマシン)をかけては
オイルをかけたりして手入れしてきました。
もちろん愛着もあるのですが、



ジャーン!
大工さんに一発、丸ノコで切断してもらい、
あっという間に



パソコンデスクになってしまいました。
長さ2mはそのままに、
長いようでもデスクトップを置くと残るスペースは半分くらいになり
ちょうどいいスッキリ感に。
幅は35cmカットして奥行75cmのデスクというのも余裕サイズ。
6帖の部屋でかなり存在感出しています。
構造とか切断した切り口とか気にせず
どこでも好きにカットできるのは、
無垢の板のいいところ。
脚も独立しており、板を上に載せていただけなので、
そのまま同じように脚もデスクの脚として役立ってます。

でも、なによりパソコン使いながら手にあたる
デスクの感触が変わったのがウレシイ。



実はそれまで使っていたデスクは
無垢ではなく、表面に木目のシートが貼られたもの
そのシートがはがれてきてボロボロになってきたので
どうにかしたかったのです。



そしてダイニングには



北欧のアンティーク家具。
以前に買って物置に置いていたモノ。
これを使いたかったというのも理由のひとつ。

写真は丸の状態ですが、エクステンションテーブルなので長くなります。

これまでとは打って変わって、深い色合いのローズウッド。
まだ見慣れないせいか、違和感もちょっとあるのですが、
これまでの統一した雰囲気を敢えてちょっと壊して
新たな展開にしてみたかったんです。
これからこのテーブルに合う椅子を探したりと
周囲のインテリアも馴染ませていくのが楽しみです。



前々からしようと思っていたので
一気に出来てホッと一息。
家の中の1シーンを新たにして
新年を迎える準備、ひとつ出来ました。  


Posted by nobo at 00:34Comments(0)家具のこと

2012年11月12日

いい木材といい技と

ふたたび福岡県大川市に家具の材料の木取り(木選び)に行きました。

今回は無垢の板のダイニングテーブルとおそろいのベンチを作ります。

このブログの以前の記事「友人宅で無垢テーブルに再会」
登場したテーブルを見た友人のご親戚のご依頼です。
友人が気に入って使ってくれているだけでも嬉しいのに、
それを見て、さらにご依頼いただけるなんて
本当にありがたい。



材は友人のテーブルと同じセンダンに。
とはいっても、木というものは一本一本、木目も色合いも違います。
今回は先日「ベッドまわりの家具完成」の際に使ったセンダンが
木目が細かく綺麗だったため、同じ木をリクエストしていました。



乾燥し、まだ製材前の粗い表面なので、色や木目は
水をちょっとかけて濡らした状態で確認します。
センダンらしいオレンジがかった暖かい色身、
木目も素直で洋風にも和風にも合わせやすい材です。



今回は二枚の板をはぎ合わせて作るため
その合わせ目に入れる「ちぎり」のサイズもご相談。
3種類サイズの違うものを紙で作って
実際の板に当てて、お客様と検討です。


ちぎりは装飾的アクセントでもあるので
通常はテーブルの材よりも固くて色のコントラストのある濃い色の物を選びます。
見せてもらったのはアフリカの「パープルハート」という材ですが
名前の通りやや紫色が強いので
おそらくより無難なこげ茶色のウォールナットを使うことになると思います。





さて、いつも訪れるこの木材市場ですが、
もちろん市場ですので、その時々で
いろんな木に出会えるのが、私のひそかな楽しみ。



幅110cm、長さ2m、厚さ10cmの杉の一枚板。
こんな大きなサイズ、なかなかお目にかかれません。
木目美しくて色味も深い。
綺麗に仕上げたら、さらに立派になるでしょうね。
こういういい材を見ると、ワクワクします!?


福岡県の天然記念物だったらしい?
杉の木が、風倒木になりそうだということで切られたとか。
いったい樹齢何年なんでしょうか?

このまま蕎麦屋さんのテーブルになったらぴったり、という感じの風格。

ちなみにこの板は売約済みだったのですが同じ丸太からとれた板は他にもあるということ、ご興味のある方はご案内しますよ。




それから、製作をして下さるところへごあいさつ。
実は欄間の製作工房なのです。
欄間というのは、お座敷のふすまや障子の上の空間に
彫刻などしてある、あれをいうのですが、
そういうものを作られるため、当然、仕事が綺麗で丁寧なのです。


伺ったところ、このようなものを沢山作られていました。



これは欄間や建具などに使うパーツなんだそうです。
和菓子か切り絵みたい。
これを木で一つ一つ作り、モチーフとして
組み合わせて使うそう。



「これは展示会とかで置いてると、女性が何に使うのか、買っていかれるんですよね。」
まるでCLATHASのロゴみたい、
でもこれは「ねじり梅」という、れっきとした伝統の形らしいです。



ちょうどこの日はティッシュボックスを注文で作っていらっしゃいました。

欄間そのものが現代の家から消えつつある今、
いろんな物を作られるらしい(私もお願いしている一人)ですが。






昨日聞きに行った落語会の中で、
新築の家を訪れる、という噺があり、その立派さを表すのに
「家は総体檜(ひのき)づくりでございます。」
というくだりがあり、はっとさせられました。

昔はいい木材を使ったり、芸術的な細工ものを家に取り入れたり
するのがステイタスだったんでしょうね。

現代の私たちも、こういう価値についても知っておく必要があると思うし
伝統的な技術を残すためにも、今の生活にも何らかの形で技や質の良さを
取り入れる事って大切な事なんだと
実際に目にしてあらためて思った一日でした。
  


Posted by nobo at 00:37Comments(0)家具のこと

2012年09月18日

ベッドまわりの家具完成。

無垢板で作ったヘッドボードとナイトテーブル、ようやく出来上がりました。



シモンズ社のベッドを新たに買われたお客様、
お選びになったベッド本体のタイプにお好みのヘッドボードが
なかったとのこと、
「ヘッドボードとナイトテーブルを無垢の板で作って欲しい」
とのオーダーを頂いたのでした。

以前私が作ったサイドテーブルをご覧になり、
このデザインでナイトテーブルを、ということでしたので
材質は同じセンダンで作ることに。


以前のブログ記事「ミニチュアで家具打ち合わせ」で打ち合わせていたモノです。
ちゃんと実物大で完成です。



家具をご覧になったご主人様が

「いいね。なんだか和洋折衷みたいで。」

とおっしゃってましたが、敢えて無垢だからと選んだ木目のしっかりした板に
フランク・ロイド・ライトの「タリアセン」の照明がよく合っているでしょう?
ちなみに天板に2つある、蝶ネクタイのような形のモノは
「ちぎり」という、板を板との剥ぎ合わせた部分に埋めて
板どうしをひきつける役割の木のパーツ。
見た目にもクラフト感が出てアクセントにもなります。
今回はウォールナット材を使用。



ミニチュア模型で打ち合わせたとおり、引き出しも正面から見た大きさは変わらないまま、
中の引き出しだけ深くなっていて、モノが入れやすくなっているし、
リモコンなどは引き出しの上の空間に置いておけば
テーブル上が雑多にならずにすみます。
引き出し下の空間は本や雑誌を置くスペース。





もうひとつ、オーダーならではのポイントは
ナイトテーブルの高さをベッドの高さにそろえている点。
寝て見ると、視線がさえぎられず、広がりを作ってくれます。


ヘッドボードも無垢の良さを生かして
シンプルなボードにしました。
約30cm幅の板を3枚はぎ合わせて
裏から反り止めの金属を埋め込んでいます。
仕上げはオイル仕上げ。
着色はしていません。
長年寝かせた木なので木のオイル分などが染み出し、深い色合いが出ています。








2台のベッドをくっつければ
ヘッドボードの木目もつながって一枚の長い板のように。
これもあらかじめ、どちらのベッドが左右どちらに置くかを
確認して一枚の板から切り出す「木取り」をするという、ちょっとしたこだわり。



オーダーをいただいてから、梅雨から夏にかけての長雨などで
板の乾燥がなかなか出来なかったりして、
完成に時間がかかりましたが、
なんとかおさめることが出来、一安心。

まだ仕上げの自然素材のオイルの香りがする家具に
普段からアロマのお好きな奥様が
「今晩から気持ちよく眠れそう」
と言っていただいたのが、何より嬉しかったです。

リビングやダイニングにこだわりがちのインテリアですが、
ベッドまわりを落ち着く空間にすると
心と身体が健やかに過ごせる効果が高いかもしれませんね。







  


Posted by nobo at 22:51Comments(1)家具のこと

2012年09月13日

友人宅で無垢テーブルに再会

久々に福岡県大牟田市に住む友人宅に遊びに行きました。


大川で製作を依頼していた家具が完成し、車に積み込んで
その足で有明海沿岸道路を一直線。
久しぶりの秋晴れで気持ち良かった。
この橋はこの沿岸道路のシンボル、矢部川大橋(やべがわおおはし)。
「主塔間の距離(橋脚間の長さ)261mは、コンクリート製斜張橋としては日本一の長さである。」ということです。
通るたびにその大きさと美しさに目を奪われます。


さて、4年前に新築した友人宅。
その際にダイニング用に
センダンの無垢のテーブルを作らせていただきました。




気のせいか、4年前に比べて色が落ち着いたような。
(右画像をクリックすると、私のHP内のテーブル紹介のページに移動します)

「たぶん子供たちが勉強とかして鉛筆で黒くなっているのよ。」
と友人。

使って味が出ているのはなんとも嬉しいもの。
どんどん黒くして勉強して、ここでご飯も食べて大きくなって下さい!
キズや汚れがひどくなったら、
将来、表面を研磨してまたオイルをかければよみがえります。
それが無垢の板のいいところ。


この家を訪問したかった理由は他にもあり、
というのは、



このダイニング用ペンダント照明。
春先に友人に買い替えの相談を受けて、
あれこれアドバイスしたもの。

イタリアArtemide社の NUR GLOSS SOSPENSIONE という照明。
受注品につき、取り寄せに3か月かかってようやく取り付けたもの。
直径55.5cm、高さ43.5cmという迫力ある大きさ。
勧めたものの、実物を見たのは私も初めて。
でも落ち着いたインテリアに、インパクトを与えていてカワイイ。
テーブル自体も長さ2m以上あるので、なるべく広く照らせて
ペンダントで、デザインが、素材が・・・と友人と考えた結果は
どうやら上手くいったようです。

中は電球形蛍光ランプ100Wが3個入っています。
白熱電球より消費電力も少なく、熱も持たないし、それに



わかりますか?
下部には樹脂のカバーがあるので
光もまぶしくないんです。
「こんなに大きいのに意外と軽いのよ」
シェードはアルミ製なので重さ4.2kg。
デザインだけではなく
けっこう機能も考えられています。







というわけで、
家に馴染んだテーブルと新しい照明のもとで
友人の美味しい手料理ランチを頂きました。
幸せな午後のひととき。
おごちそうさま&アリガトウ!









おじゃましたもう一つの理由、
4年経って、満を持して作った
玄関前の茶花と杉苔の庭をみたかったんです。

もともとインテリア関係の仕事をしていた友人だけに、
家も入念にプランされていて、それでいて和の雰囲気も取り入れて
とても居心地のいい家。
庭もできて、さらに完成度の高いおうちに。

一から自分の思いを形にした家を作るの、いいね、としみじみ。

いやいや、我が家は我が家で古い家を大事に楽しんでいきますよ!







  


Posted by nobo at 16:29Comments(1)家具のこと

2012年08月28日

ミニチュアで家具打ち合わせ

現在ベッドまわりの家具を製作中です。

今回の材料は無垢の木なので、梅雨時期からの湿気で木材がなかなか
自然乾燥しきれず、ようやく製作にとりかかれるようになりました。

大川の製作工場を伺うと、なんと1/5模型が作られていて感激!
今までにもいろいろな家具屋さんに何度も家具製作を依頼したことはあるのですが、このようにしていただいたのは初めてです!



模型ではもったいないような、綺麗な柾目の板。ウレシクナリマス。
こちらでは作りを確認するためにこうして縮小サイズで試作するのだそうです。

今回作るのはベッドサイドに置く、ナイトテーブル。


基本の形は以前に私がデザインしていた、
シンプルなサイドテーブル(右写真をクリックすると、
HPの家具の説明ページに移動します)なのですが、
その中に引き出しを浮いたように作ります。





確認するのはその引き出しの部分。
なるべくスリムに見えながらも、ちゃんと引き出しの深さは確保したいところ、
板の厚みを薄くできないか、もっと部材を省略できないか、
強度との兼ね合いや使い勝手なども検討していきます。

図面にも説明をつけて私の考えているポイントを伝えているつもりでも、
やはりこうして作り手と直接話すことは不可欠。

それに職人さんの経験や技によって、
私の考えているよりも、もっとよい作り方が出来ることもあるのです。
この時間を大切にすることは、結果として間違いないものを作ることに。

模型のおかげで、きっちりと打ち合わせが出来ました。
きっと丁寧な作りのいいモノが出来上がります。



  


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2012年05月29日

和のお店に合う、白木調のテーブル作りました。

以前にこのブログでも紹介した
「日本酒と古い器と白木の一枚板~酒陶 築地(福岡市平尾)」さんより
テーブル製作のご依頼を頂きました。



ここのカウンターはスプルースという材質。
塗装をしていない、いわゆる「白木」の仕上げです。
テーブルも同じスプルースでつくることに。
ただし、テーブルとなると、食べ物や飲み物のシミが水拭き出来る方がお店の方も扱いやすいということで、今回は塗装をすることに。
ただし、見た目はなるべく白木に近くなるように
心がけました。




で、出来上がりはこのように。
木目が細かく、まっすぐなのがスプルースの特徴。
幅は70cm。板を2枚剥ぎ合わせていますが、
良く見ないとわからないくらい、一枚板に見えます。
触ったカンジも白木に近い
マットな塗装に。
この塗装には普通以上に念入りな研磨が必要だったようです。





ウラはこのように。
板の反り止めの金具をいれたり、
中央には脚部を固定するための
補強板を取り付けたり。
無垢の板にはこのような細工も必要。





脚は店舗用のスチールの脚を取りつけました。
木で作るよりも強度があり、アジャスターもついていて
ガタつきをなおすことも出来るので
ヘビーユーズのお店のテーブルには向いています。
それに既製の製品をつかうことで、コストを抑える利点も。






今回2台製作したのですが、
くっつけると、このように木目もぴったり合わせてあります。
ひそかなこだわり。










古陶磁で出されるお料理が自慢のこのお店。
器が映えるテーブルになったのでは。
お店にもすんなりなじんでくれたみたいです。
考えてみれば、純和風の空間向けに作ったのは
意外にもこれがはじめて。
私にとっても嬉しい経験でした。


  


Posted by nobo at 23:58Comments(0)家具のこと

2011年12月03日

椅子のメンテナンス~クッションを補充

友人2人から
「椅子のクッションがへたって、座り心地が悪いんだけど」
というお悩みがやってきました。

それぞれ、結婚時に買ったダイニングチェア?
使い続けて十何年?
たしかに座ると、木のフレームがお尻にあたるような。

そこで、以前に「テーブルクロスで椅子の張替」でお世話になった
福岡市長尾のホマン椅子店さんに、再びお世話になることに。



クッション部にフエルトのような圧縮したシートとスポンジ状のシートを
重ねて分厚く、硬目のクッションを入れてもらいます。
「前の部分はしっかり目に入れときますね。」
そうそう、椅子のフレームの前の部分、脚のもものウラがあたって、
それが一番気になる。




友人Sの椅子は張地も替えることに。
今回はお店に置いてある生地から選びましたが、
椅子張り専門の生地見本から選んだりもできます。







できあがると、座の部分がこんもり。
友人K 「椅子が若返った印象。これからさらに10年座れます。」
こちらの椅子は張地がカバーリングタイプなので、
「カバーがちゃんと出来る、ぎりぎりまで膨らませてます。」とご主人。











友人Sの椅子で比較すると一目了然。
手前のグリーンのシートはクッション補充前。
奥の黒のシート(黒の張地にしました)は補充後のものです。








こうやってメンテナンスすることで
あらためて家具に愛着をもつことができますね。


  


Posted by nobo at 08:50Comments(2)家具のこと

2011年11月28日

イスのいろ



ある椅子の張り地とフレームのカラーバリエーションです。
上段から張り地の革、布テープ、木のフレーム。

以前にリノベーションをさせて頂いたお宅で
新しくダイニングチェアを購入して頂きました。
以前にこのブログでも紹介した、川上元美のNTチェアです。



アンティークのウォールナットのテーブルに合わせた
ブラックウォールナット色のフレームに
お客様の選ばれたホワイトの革テープ張り。
不思議とアンティークのウィンザーチェアと合ってます。




以前に紹介した我が家のNTとは
色が違うだけで印象が随分違いますね。


色組み合わせパターンは全部で56通り(ですよね?)
それにアームあり、アームなし、カウンター用のハイチェア、と
かなりのバリエーション。
カジュアルからハードまで様々なコンビネーションで楽しめます。

NTをはじめとするアルフレックスジャパンの家具は
福岡では福岡市中島町にあるプロポスタで
見ることが出来ます。





  


Posted by nobo at 23:22Comments(0)家具のこと

2011年11月25日

無垢テーブル完成

前々回のこのブログでお伝えした「無垢テーブル製作中。」

完成し、お客様のところへお届けしました。



オイル仕上げで落ち着いた色に。
使っているうちに、木自体の油分も出てきて
年月とともにさらにいい色になっていきます。
これが無垢材のいいところ。
写真(上)は座卓バージョンですが、低く使うのも落ち着きますね。
多人数のお客様の時はテーブルよりこの方が沢山座れます。



同じセンダン材で作った脚は天板と独立、
寝かせて座卓に、立ててテーブルになります。

出来上がりを見て喜んで頂き、私も嬉しくなりました。

この日は偶然、お客様ご夫妻のご結婚記念日!
オメデトウゴザイマス!そしてこんな特別な日に
お届けさせていただいて、アリガトウゴザイマス!

これからのご家族の新たな歴史をこのテーブルも
一緒に過ごしていくのかと思うと、とても楽しみです!  


Posted by nobo at 11:28Comments(0)家具のこと

2011年11月19日

ワイン木箱のキッチンワゴン

友人からのリクエストでキッチンまわりに置けるワゴン作り。
以前から持っていたワインの木箱をそのまま活かしたシンプルなもの。



ワインのシャトー名が入った焼き印が木箱の良い所。
以前ワインショップで働いていた友人が「捨てられない!」と
大事にとっておいたもの。
しかし、この木箱自体、ワイン12本が入っていた大きなサイズ、
これにモノを入れると木箱の重さも加わってかなり重くなり
単体の“箱”として使うと意外と使いにくいんです。



今回作ったのは、引き出しの本体のみ。オープンの形にして、
左右どちらからでも引き出せるようにしました。
わざと左右に木箱を出っぱらせてもおもしろい。
本体の色や材質を変えれば印象も随分変わりますが、
今回はキッチンまわりに同化する様、あえてモデストな色、
材質は水回りに強いメラミン樹脂の化粧板張りです。
キャスター付きなので、もちろん移動もラクラク。

そして何より収納力は抜群!
パン作りのディプロマをもつ友人、木箱の引き出しは深いので
パンやお菓子作りのかさばる道具や型、大きなタッパーなどが
存分に収納できます。

キッチンまわりが機能的になると、
主婦は家事の効率だけではなく、
毎日の気分も変わります!

「これで、やる気でるわ!」

と友人。
それを聞いておもわず嬉しくなった私でした。


  


Posted by nobo at 18:38Comments(1)家具のこと

2011年11月16日

無垢テーブル製作中。

先日、福岡県大川市にある親戚の木材市場に行きました。
現在製作中の無垢のテーブルの製作過程をチェックしに。



今回のテーブルは以前、「無垢テーブル・4年ぶりの再会」 で紹介した
ご家庭の、ご兄弟のお宅からのオーダーです。
ご家族で気に入って下さったと思うと、本当に嬉しい限りです。
使用する木材も同じセンダンで、そして木自体も同じ、
私がこの市場で買って数年寝かせている丸太の板を使います。

ただし同じ丸太から作っても、丸太の部分によって
板の状態や木目の表情が違うため
テーブルの天板を作る時は毎回「木取り」という、布地で言えば
柄合わせ、をします。



今回は板を三枚はぎ合わせにし、はぎ目には
板どうしをつなぎ止める役割をする
「ちぎり」という硬い木の部材を4か所入れます。
今回はウォールナット材を使います。

この「ちぎり」を入れたり、テーブルの両端を
丸太の表面、通称「みみ」を
残したりすることで、ちょっとクラフトっぽいテイストになります。
シャープなテイストがお好みであれば、
「ちぎり」や「みみ」はなくすことも可能。

その他、私のチェック項目としては、
天板とテーブル脚と椅子との兼ね合い
(テーブルの脚と脚との間隔に椅子が予定の脚数入るかどうか、
アームチェアのアームが天板の下にキチンと入るように、
天板の厚みが調整されているか等)を確認して、
OKであれば、仕上げのオイルがけをします。






お客様に喜んでいただけるかどうか、
仕上がりを待つこととします。

  


Posted by nobo at 14:35Comments(0)家具のこと

2011年10月12日

大工さんの現場テーブル

デッキスペースでBBQをしたり、多人数の時に役立つ簡易テーブル、
我が家のは、コンパネ&シナランバーという、
建築用材で作った、簡単で持ち運びのいいスグレモノです。



もうひとつの私のブログでも、
時々我が家のおもてなしの様子を紹介していますが、
その時にはかならずこのテーブルが登場。
大・小2タイプ作って、10人分座れるテーブルも
簡単にセッティング出来ます。(写真右のような)


このテーブルは脚のつくりがポイント。



コンパネをカットして作ったこの脚を二枚クロスに組み立てて



このように。
実はこの脚、大工さんが自分の工事現場で
自作の作業台の脚として使っていたものを見て
「これだ!」と、大工さんに同じものを作ってもらったもの。

コンパネは丈夫だし、こうして板二枚組み合わせているだけの
シンプルな作りで、また中をくりぬいているのは
軽くして、持ち運びしやすくする意味もありますが、
実際の現場ではここに角材なんか通したりして、
長いモノの置き場所になったりしてるんです。
なんてクレバーなんだろう!
工事現場に行くと、こうした職人さんと接する事が出来て
得るものが沢山あります。



あとはシナランバーを載せれば出来上がり。
テーブルクロスをかけなくても、オイルなどを塗っておけば、
白木のテーブルのカンジでも使えます。
ついでに、シナランバーは板の厚み部分がガサガサしているので
カバーする木口テープというテープを私は貼ってます。

材料は木材販売店やホームセンターで手にはいるし、
ペンキで塗ってもかわいいかも。
  


Posted by nobo at 23:04Comments(0)家具のこと

2011年09月23日

無垢テーブル・4年ぶりの再会

以前センダンのテーブルを作らせていただいた
お宅に久しぶりに伺いました。



「このテーブルで子供たちが勉強したり、犬がキズをつけたところを
サンドペーパーをかけたりしているうちに、ツヤがなくなったので。」

ということで、これまでにも紹介した、
リボス社のビボスという無公害オイルを塗ってメンテナンス。

それにしても、4年の間に色が深くなっていい色になっていました。



出来たときはこんなカンジ→


あれから、ご自宅を新築されて、
新しいおすまいになっても
変わらず大事に使っていただいていると思うと
こちらまで
嬉しくなります。

オイルを塗り終えると、
「すこし、しっとりして、色もよくなりましたね。備前焼みたい。」

新しいお宅になって一緒に住んでいらっしゃる
お母様からも、このようなお言葉を頂きました。

そのあと、このテーブルでお茶と楽しい会話がはずんだ、
幸せな午後でした。  


Posted by nobo at 17:52Comments(0)家具のこと

2011年06月23日

アメニティスタンド完成

先日、大方の工事が終わった、Bar SADI DAKAR。

その中で、遅れていた、無垢の家具がやっと出来上がりました。



パウダールーム(お手洗い)のカウンターの横に置く、
アメニティ用のスタンド。

以前から私は“side furniture"というテーマで
身の回りに置く小さな家具のシリーズを作っているのですが、
空間に無垢の素材をちょっと加えるだけで、気持ちが随分休まるものです。
それを今回のバーにも取り入れてみたかったのです。

壁に付けて設置するのですが、



ウラにはトイレットペーパーと便器ブラシをかくせるように
なっているという、仕掛け。

でも、ちょっとしたディスプレイのスタンドとしても
サマになるカンジです。



材質はセンダンという木。色も木目も好きでよく使う材です。

そして、家具を作ってくれた職人さんのこだわりが、




木目がつながるように、板を組んで作っているところ。
見えない底の部分まで。
お願いした訳ではなかったのですが、こういうのを見ると
嬉しくなります。

そして、仕上げは撥水効果のある、
蜜ろう入りのオイル(リボス社のビボス)をかけます。
私、こういう作業、大好き。








で、実際に設置して
どうなったか、については
また後日お伝えします。

  


Posted by nobo at 14:35Comments(2)家具のこと