› 築45年の家に住む › 2011年09月

  

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2011年09月30日

新しい唐津の器を買う~熊本 象 陶展

昨年独立した若手の陶芸家、熊本 象さんの器を買いました。



独立前にマグカップを1個買って以来、
作陶展のたびに気に入った食器を買っています。
今回買ったのは、写真上中央の菊型の小鉢と
左上の平皿。

唐津の作家さんとはいっても、白磁や青磁もあり、
凛としながらも、温かみのある形と色なのが魅力。

10/2(日)まで、福岡市天神の新天町にある
ギャラリー風で作陶展されています。  


Posted by nobo at 20:09Comments(0)その他のこと

2011年09月26日

シポという木のカウンター~Bar ugle(福岡市薬院)

初めて見る、知る、カウンターの木、



樹種を尋ねると、
「シポ、というアフリカの樹です。」

調べたところ、前回のブログ「無垢テーブル・4年ぶりの再会」
センダンと同じ、センダン科の木ということがわかりました。
もともと私は、丸太一本分買うほど、センダンが気に入っているので
なんだか、急に親近感がわいてきます。

それにしても、このカウンターの圧巻なのは、



直角に板どうしをつなぐ、その継ぎ手。
ジグゾーパズルのように、
たがいの形にカーブを切り抜き、合わせる。
珍しい材、しかもミスが許されない継ぎ方です。

普通は「無垢テーブル・4年ぶりの再会」のテーブルに使ったような、
蝶ネクタイ型の「ちぎり」という形のものを両板に埋め込むのが
一般的。
デザインのこだわり、心意気が伝わります。



柿沼守利氏デザインの空間に
デザインの優れた椅子が並ぶ。
隣接の北欧家具ショップのオーナーが経営する
バーugle(ウーグル)。

いつも羨ましく見上げる、
ルイスポールセンの照明の名作、
アーティーチョーク。
その吹き抜けから下りてくる、
心地よいスピーカーの音を楽しみながら
美味しいお酒を楽しみます。

  


2011年09月23日

無垢テーブル・4年ぶりの再会

以前センダンのテーブルを作らせていただいた
お宅に久しぶりに伺いました。



「このテーブルで子供たちが勉強したり、犬がキズをつけたところを
サンドペーパーをかけたりしているうちに、ツヤがなくなったので。」

ということで、これまでにも紹介した、
リボス社のビボスという無公害オイルを塗ってメンテナンス。

それにしても、4年の間に色が深くなっていい色になっていました。



出来たときはこんなカンジ→


あれから、ご自宅を新築されて、
新しいおすまいになっても
変わらず大事に使っていただいていると思うと
こちらまで
嬉しくなります。

オイルを塗り終えると、
「すこし、しっとりして、色もよくなりましたね。備前焼みたい。」

新しいお宅になって一緒に住んでいらっしゃる
お母様からも、このようなお言葉を頂きました。

そのあと、このテーブルでお茶と楽しい会話がはずんだ、
幸せな午後でした。  


Posted by nobo at 17:52Comments(0)家具のこと

2011年09月21日

オノ・ヨーコ展in ヒロシマ

今まで行ったことがなかった広島へ。

一番の目的は現在、広島市現代美術館でやっている
オノ・ヨーコ展を観たい、と思ったから。

テレビではたまに見かけることはあっても、
現代芸術家・YOKO ONOの作品はなかなか見られないので
どんなメッセージがあるのか、体感してきました。


作家:オノ・ヨーコ
CC:BY-NC-ND 2.1
(写真撮影可の代わりに、このように表記するきまりらしいです)

入り口前の広場には”Wish Tree for Hiroshima" という
メッセージを結びつけた木々が。
この活動、これまでにも世界のあちこちで行われているようです。

今回は特に「ヒロシマ賞」受賞したということもあり、
中の展示も平和とヒロシマに関するメッセージが。


作家:オノ・ヨーコ
CC:BY-NC-ND 2.1

実際にオノ・ヨーコがこの場所で壁に書いたメッセージ。
そして白い空間と、ドア。
ここからオノ・ヨーコの世界へ。

照明の関係で写真に映らなかった暗い空間もあり、
そこでは原爆をイメージさせる演出で、
ヒトの心理に重く語りかけてくるようなメッセージを体感しました。



作家:オノ・ヨーコ
CC:BY-NC-ND 2.1

でも、空間のあらゆるところに何千もの「折り鶴」がちりばめられていて、
そこには、この展示の「希望の路」というタイトルが刻まれています。
いろいろ感じて、考えさせられます。




作品展示のほかにも、オノ・ヨーコが呼びかけて
訪れた人が壁に自由に描いたお母さんへのメッセージ
" My mummy is beautiful" がありました。

母子の愛が平和への一番の鍵になるのでしょうね。




この建物の一角にあった窓。
建築はオノ・ヨーコよりひとつ年下の故・黒川紀章の設計。
なんだか微笑ましいハート。
二人のクリエイターの深い思いがつながっているような気がしました。




  


Posted by nobo at 16:35Comments(0)その他のこと

2011年09月15日

古い家・秋のしつらえ

我が家の庭にうるさいほど鳴いていたセミの声が
気がつけば、松虫の声に。

今日は十八夜、居待月(いまちづき)というのだそうです。



まだまだ日中は残暑が残りながらも、
気分だけは秋モードに。
というわけで、家の置きものを替えてみました。



床の間というのは、便利なもので、
掛け軸を掛け替えるだけで、
模様替えしたように、雰囲気が変わります。

桔梗の絵と、夏から置いている青磁の壺の色が合う。
まだ気候的には夏なので、
とりあえず涼しげな青磁のままにしておくことに。

そんななか、知らぬ間に夕顔が咲いていたので、
家にとりこんで、愛でてみました。



花も気がつけば、秋の風情になっている。
一夜だけ咲いて、しぼんでしまう、それだけに美しく、
香りも夜に漂います。
うちわは京都の「あいば」で昨年買ったもの。
木版のシンプルな柄が気に入りました。



古いウチには何でもあるもので、
博多の秋祭り「筥崎宮の放生会」のちゃんぽんも家にあったので
年に一度の出番、で飾ってみました。

放生会が終わると、
博多には本格的に秋が訪れます。  


Posted by nobo at 23:09Comments(2)古いウチのこと

2011年09月07日

アパートリノベ完成

これまでお伝えしてきた、
レトロビルの一室のリノベーションが終了しました。



玄関を開けると迎えてくれる壁は
これまでにもお伝えしてきた、ル・コルビジェのカラーチャートの色、
シエナ土(ライト)の塗装で仕上げました。
外から帰ると、明るい雰囲気にしてくれそうです。



2DKの間取りを1LDKに変更、14帖のLDK。
天井はアフリカンパドークの天然木の色が美しい突き板。
空間に重みを与えています。
床はPタイル。昔から公共の建物などで使われている素材。
このレトロなビルにも使われていますが、
あえてそのレトロ感を持ちこんでみました。
メンテナンスのしやすさも選んだ理由の一つです。



キッチンはコンパクトながら、ワークスペースが広い点で
クリナップ製にしました。スタンダードながら、さすがは
キッチン専門のメーカーです。
壁はつり戸棚はつけず、手元で調味料や道具が置きやすいように
ボックスを埋め込んだり、ステンレス棚を取り付けたり。
IKEAで買ってきたものです。



いわゆる、パウダールームはシンプルに。
ここもレトロなように見えて、機器関係、すべて新品です。
洗面台も昔からのスタンダードな形。
あえて蛇口もお湯と水がわかれたもの。
一見使いにくい?でも(写真右)リモコンでお湯温度を設定すれば
お湯の蛇口だけで適温が出てくるので、かえって便利。

ちなみにトイレは節水型というスグレモノ。


昔からある設備もいくつか残しています。


(写真左)昔のブレーカー。素材感がいい。
(写真中)古びているけど、これブザーです。
玄関外からボタンを押すと、「ビー」っという、
昔の映画に出てくるような、音。
レトロ感は音でも楽しんでいただけます。
(写真右)パウダールーム入り口ドアの上の明かりとり窓。
わかりにくいですが、かわいいモザイクパターンの型ガラスです。
今ではかえって贅沢な装飾ガラス。



もともと2DKの2部屋は
6帖の和室でした。1室は畳を残すことに。
ふすまのパターンで変化をつけてみました。

福岡市の中心部天神からバス停3つほど、自転車でも行ける便利な場所。
エレベーターのない最上階の5階!ですが、
市民の憩いの場所、大濠公園も近く、
ラーメン食べるなら、長浜の屋台にも歩いていけるという、
アクティブに動く方には好立地です。

昔ながらの商店街もすぐそばにあるし、
築39年のレトロなビルの、
このレトロリノベの部屋を気に入って下さる方が
住んでいただけたら、うれしいです。

このビルの情報は高山ビルFacebookでも紹介しています。