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2011年09月21日

オノ・ヨーコ展in ヒロシマ

今まで行ったことがなかった広島へ。

一番の目的は現在、広島市現代美術館でやっている
オノ・ヨーコ展を観たい、と思ったから。

テレビではたまに見かけることはあっても、
現代芸術家・YOKO ONOの作品はなかなか見られないので
どんなメッセージがあるのか、体感してきました。

オノ・ヨーコ展in ヒロシマ
作家:オノ・ヨーコ
CC:BY-NC-ND 2.1
(写真撮影可の代わりに、このように表記するきまりらしいです)

入り口前の広場には”Wish Tree for Hiroshima" という
メッセージを結びつけた木々が。
この活動、これまでにも世界のあちこちで行われているようです。

今回は特に「ヒロシマ賞」受賞したということもあり、
中の展示も平和とヒロシマに関するメッセージが。

オノ・ヨーコ展in ヒロシマ
作家:オノ・ヨーコ
CC:BY-NC-ND 2.1

実際にオノ・ヨーコがこの場所で壁に書いたメッセージ。
そして白い空間と、ドア。
ここからオノ・ヨーコの世界へ。

照明の関係で写真に映らなかった暗い空間もあり、
そこでは原爆をイメージさせる演出で、
ヒトの心理に重く語りかけてくるようなメッセージを体感しました。


オノ・ヨーコ展in ヒロシマ
作家:オノ・ヨーコ
CC:BY-NC-ND 2.1

でも、空間のあらゆるところに何千もの「折り鶴」がちりばめられていて、
そこには、この展示の「希望の路」というタイトルが刻まれています。
いろいろ感じて、考えさせられます。


オノ・ヨーコ展in ヒロシマ

作品展示のほかにも、オノ・ヨーコが呼びかけて
訪れた人が壁に自由に描いたお母さんへのメッセージ
" My mummy is beautiful" がありました。

母子の愛が平和への一番の鍵になるのでしょうね。


オノ・ヨーコ展in ヒロシマ

この建物の一角にあった窓。
建築はオノ・ヨーコよりひとつ年下の故・黒川紀章の設計。
なんだか微笑ましいハート。
二人のクリエイターの深い思いがつながっているような気がしました。






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