› 築45年の家に住む › その他のこと › サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

2013年01月17日

サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

今年初めてのブログです。
遅ればせながら、今年も「築45年の家に住む」をよろしくお願い申し上げます。

私のもう一つのブログ「福岡カスレ協会」の方にも書いたのですが、年末年始の連休に思い切って南アフリカを旅してきました。
10日間、ツアーでもなく飛行機や宿泊などすべて個人手配、
予想もつかない土地でちょっとドキドキでしたが、
レンタカーも使いこなし、飛行機のオーバーブッキングも何とかクリアし?
無事に、いや十分楽しんできました。

アフリカならばやはり、ということでサファリにも行き、
今回は滞在したロッジについてレポートします。

サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」
国際空港のあるヨハネスブルグから
プロペラ機で北東に約1時間の
Hoedspruitというところがサファリの目的地。
クルーガー国立公園のそばになります。

ここまで来るのに日本から乗り継ぎなどを含めて
ほぼ24時間。
いきなり真夏の日差しです。


サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

空港からはロッジからのお迎え。
サファリカーで空港からすぐに
宿泊先の“Kapama Private Game Reserve"へ。
広大な敷地、その中に宿泊施設、それに動物達もいます。







サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

長旅でやっと落ち着いた先は
洗練されたロッジ。
それまではテント形式だったらしいのですが、
昨年洪水によりテントが崩壊し、
新しく建てられたという離れ形式の建物は
白で統一された空間。

サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」
いわゆる「サファリルック」もそうですが、
サファリに行くときはファッションも
動物を刺激しないように白や
ナチュラルカラーの服を着るのですが
それがシンプルでみんな洗練されて見えるのです。
それをインテリアにも
反映させているのですね。

ちなみにこのロッジのホームページには
“The contemporary yet African feel”と表されてます。


サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

85㎡のワンルームにベッド、バスが置かれ
シャワーは室内と屋外にも。

バルコニーからはサファリの風景が。

サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」
前に川があって、動物達も
水を飲みにやってきます。
ウォ-ターバック(たぶん)
気が付くと、私達の部屋のバルコニーに。
獰猛なのであまり近づかないように。


サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

見上げると、天井はこんなカンジです。
丸太をそのまま見せて、
ペイントしたあとワイプアウトしてナチュラルな雰囲気に。
これが「ホワイトウォッシュ」テイストなんですね。
ナチュラル素材のシーリングライトもいい。

サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

私の注目ポイントはこの壁。
白い壁土にわらのようなものを混ぜ込んで
これもナチュラルテイストを加えています。
日本の和室なんかにも藁すさの土壁、ありますよね。


サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

こちらはライブラリー。

サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

自由に使える空間には
ル・コルビュジエのシェーズロングや
ミース・ファンデルローエのバルセロナチェアなど
有名な椅子もさりげなく置かれています。




サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」



そしてPCが置かれた無垢のテーブルには









サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

なんと「ちぎり」が!!

このブログで時々お伝えしている
「家具のこと」。
無垢のテーブル製作で使う技法。
木と木の継ぎ目に施すパーツなのですが、
まったく同じ形!
アフリカでもするんですね。
ひとりで感動の涙です!


サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

食事スペースも毎日ディナーは場所を変えたりして、
この日はプールサイドにテーブルをセッティング。
離れ形式なのでカップルが中心のため、
ムードもありありです。


サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

ディナーから部屋に帰ると天井から下がるカーテンで窓が覆われ、
夜のカンジもいいでしょ。

サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」
ふとミニバーのコーナーに目をやると、
この日はレモンが一個置いてありました。
連れの主人が風邪気味でサファリに参加せず夕方部屋で休んでいたのですが、
さりげない気遣い。
こういうのが部屋数の少ないロッジ形式の
アットホームなサービス。
気持ちもほぐれます。
また、レモンまるごと一個というのが
アフリカっぽくていい?




サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

おかげで翌日から
元気にサファリにも参加できました。










サファリでは猛獣や大きな動物もたくさん見ましたが、

サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」

感激はこれ、フンコロガシ!
古代エジプトでは「スカラベ」として装飾品のモチーフにも使われていますね。
太陽神ケペリを表し生成・創造・再生のシンボルとして崇められていました。
でも何よりカワイイ!(動画でお伝えしたかった)

私達も見習って、プッシュプッシュ!
ころころと忙しく働き、その積み重ねで
やがてそれが大きな玉のように育っていきますように!



サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」


そして皆様にとっても
2013年が素敵な一年になりますように!


同じカテゴリー(その他のこと)の記事画像
大分県立美術館、行ってきました。
アメリカ西海岸: 風土と建築・インテリア
フランスでドアについて考える。
京都で出会った something four ~KIRA KARACHO
木の素材の取り入れ方~とあるレストランで。
紙技。
同じカテゴリー(その他のこと)の記事
 大分県立美術館、行ってきました。 (2015-06-03 15:55)
 アメリカ西海岸: 風土と建築・インテリア (2015-01-18 10:19)
 フランスでドアについて考える。 (2014-11-25 16:25)
 京都で出会った something four ~KIRA KARACHO (2014-06-02 17:23)
 木の素材の取り入れ方~とあるレストランで。 (2014-03-04 17:02)
 紙技。 (2013-05-31 23:10)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。