名作椅子のいいところ~トーネットの曲げ木の椅子
数年前、オーストリアのウィーンに行った時、
この椅子を記念に手荷物で持ち帰りました。
Thonet社の曲げ木のステッキチェア。
折りたためて、
こんな風にどこかに掛けたりもできます。
このステッキチェアはもともと持ち運び用ですし、
脚も3本しかないので、日常用とはいえませんが、
もともとトーネットの椅子と云えば
(すみません、雑誌から抜粋です)
このカフェの椅子が有名ですよね。
1859年に発表、
なんと150年にもわたるロングヒットです。
創設者ミヒャエル・トーネットが木の棒を
熱を加えて曲げる製法を確立、
そういえば、前に紹介した
H.J.ウェグナーのピーコックチェアの、
あの大きなアーチも
曲げ木製法ですよね。
ウィーンのカフェから広まった
曲げ木と籐の組み合わせの軽くて丈夫な椅子、
現在、THONET社はクラシックなデザインはそのままに、
赤や青などのカラーバリエーションも増やして
今でも曲げ木の椅子を作り続けています。
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