京都らしいセンス

nobo

2011年08月02日 16:09

先週末、関西に行きました。

京都では、いつも発見があります。



夕方、先斗町へ。
ここの狭い通りは、まるで撮影セットのよう。
提灯が誘われますよね。雰囲気を盛り上げてくれます。
千鳥の柄というのが、かわいい。
こんな小物を使うか、使わないか、が違うんでしょうね。



同じ先斗町の通りの美容室。
ちょっとわかりにくいけれど、
ガラス窓一面に、舞妓さんや芸子さんの名前がついた
うちわを並べています。
京都の、しかもこのあたりのお店では
よく見かけるうちわ。
ごひいきさんやお世話になっている
お店に配られるもの。
各お店では、これを大事に店内に飾ってあって、
それが、京都らしい雰囲気になっています。

ちょうちんにしろ、うちわにしろ、
昔からの道具が、同じデザインで、
何百年も同じ様に作られて
大事に使われいる、
そして、それが、今でもカッコイイ!
もの作りの最高の在り方ですよね。

そして、店先には、朝顔の鉢植え。
これもまた、夏らしい。
あえて、朝顔、なんでしょうね。
風に円い葉が揺れて、うちわと合ってる!



こちらはアンティークの洋食器ギャラリーらしきお店の看板。
名前のひびきといい、字体のはんなりなのも、京らしい、
と思ってよく見てみると、
右下のマークは、ドイツの磁器メーカー、マイセンのもの!
オーダーして、ドイツで焼いてもらったんでしょうね。
まいりました!
この、さりげなくも、こだわりが、本物を知っている
京都人ならではなんでしょうね。
きっとそれを、京都人のお客さんもわかるのでしょう。



そうこうぶらぶらして、夏の名物、
川床のバーで一杯。
暑いといわれる京都も
この川床を吹き抜ける風で夕涼み。



ちょっと歩いただけでも、こんなに発見が。

大人になってから行く京都は、いつも新鮮です。


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