迎え花・私の流儀
もうひとつの私のブログ
「福岡カスレ協会」でも紹介しているように、
時々我が家でおもてなしをするのですが、
その際はなるべくお花を活けるようにしています。
写真は先日のBBQのときのもの。
ススキ、菊、秋明菊、うらしま、ウィンターコスモス、ふじばかま、
はたまたハーブのセージまで。そのとき咲いているものの寄せ集め、
でも秋らしい、暖かい色合いにまとまりました。
昔、華道はちょっとお稽古していたこともありましたが、
いまでは、全くの勝手流です。
花器もこの家に昔からあるもの(古いウチはものだけはなんでもあります。)
この一カ月に3度ほどこうして迎え花をいけましたが、
秋も刻々と季節がすすんでいるので、
その時々で花も変わります。
活けるときのわたしのちょっとしたこだわりは
1. 花屋で買ってきた花は活けない~
あくまで庭に咲いている花や近所にある実家の花畑から
花を調達。花が少ない季節なら、草花一輪でも。
理由は、お客様によってはフラワーアレンジメントを
もってきて下さる事もあるので、
その花々とかぶるものはあえて活けない。
もうひとつの理由、これはおもてなし全体にもいえるのですが、
背伸びをしない範囲で、自分の出来ることをする、という考え。
2. それから、ワイルドに育った植物を活ける醍醐味。
自然に育ち、曲がったり、横を向いたりしている植物、
それらを一本ずつが綺麗に見えるように試行錯誤。
植物のさまざまな香りの中、一人で没頭して活けていると
なんだか草花のパワーを感じるようで、
おもてなしへのテンションも上げてくれます。
花なんて、無くてもまったく困らないもの、でも
その無駄なものが私のおもてなしのキーポイントであり
来客の準備のひそかな楽しみでもあるのです。
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