古い家・秋のしつらえ

nobo

2011年09月15日 23:09

我が家の庭にうるさいほど鳴いていたセミの声が
気がつけば、松虫の声に。

今日は十八夜、居待月(いまちづき)というのだそうです。



まだまだ日中は残暑が残りながらも、
気分だけは秋モードに。
というわけで、家の置きものを替えてみました。



床の間というのは、便利なもので、
掛け軸を掛け替えるだけで、
模様替えしたように、雰囲気が変わります。

桔梗の絵と、夏から置いている青磁の壺の色が合う。
まだ気候的には夏なので、
とりあえず涼しげな青磁のままにしておくことに。

そんななか、知らぬ間に夕顔が咲いていたので、
家にとりこんで、愛でてみました。



花も気がつけば、秋の風情になっている。
一夜だけ咲いて、しぼんでしまう、それだけに美しく、
香りも夜に漂います。
うちわは京都の「あいば」で昨年買ったもの。
木版のシンプルな柄が気に入りました。



古いウチには何でもあるもので、
博多の秋祭り「筥崎宮の放生会」のちゃんぽんも家にあったので
年に一度の出番、で飾ってみました。

放生会が終わると、
博多には本格的に秋が訪れます。

関連記事