› 築45年の家に住む › 2013年02月

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2013年02月15日

色のイメージを言葉で表現すると

そういえば、と昨年購入したカラーについての洋書を思い出しました。



壁の色をベースに小物などのアクセントカラーの参考書といったところ。
1ページずつ色の組み合わせが紹介されていて
そのカラーイメージのネーミングが興味深いんです。



“Elegant, understated neutrals”
エレガントと控えめな中間色のカラーコーディネート、そんな意味かな?

ブラウンの色の壁はツヤのある木の家具やドアと相性がよく、
そこに中間色の淡いピンクやベージュ系のサテンのクッションなどで
コーディネートするとカワイイながらも洗練された印象になる、と書かれています。

それでブラウンがエレガント、という訳なんですね。
言われると確かに身に覚えが。

以前コーディネートをしていてモザイクタイルを選ぶ際に、
お客様が
「この色、“ざーます”って感じ。」とちょうどこのブラウンの色のタイルを
言われて、思わず笑ったことがありましたが、
ざーます=エレガント、確かに当たっています!




で、これはロマンチックなバレエ、なんだそう。一見そうかな?と思いますが
解説によると、なんでも印象派の画家のマネが描くバレエダンサーの絵には
光のきらめく表現にこのような淡いグリーンやピンクが使われていたそう。
この理屈になるほど、と感心。

イメージを言葉にして人に伝えるのってなかなか難しい。
インテリアを作っていく上でいつも考えさせられる点です。
色は特に感覚的なので、
この本はそれをよく理論づけていると思う。



アフリカン・アドビ。アフリカの粘土の色。
先日アフリカに行ったのでピックアップしてみましたが。
モダンな空間に取り入れるといいらしい。



そういえば泊まったロッジも、こんな色合い。
差し色のオレンジやレンガ色はないですが。
(詳しくは以前のブログ記事「サファリのロッジは「ホワイトウォッシュ」」をご覧ください。)












日付は変わってしまいましたが、昨日のバレンタインデーにちなんで
ビターチョコレートにスイートなバイオレットやミントカラーの組み合わせ。
味覚もカラーで表現。




そして最後はチェリーブロッサム。
まさに春色。
待ち遠しい季節。
(意外と差し色が抹茶色というのがおもしろい)


というわけで見飽きないこの本。
思い切ってこういうカラーにこだわった部屋を作るのもきっと楽しい。  


Posted by nobo at 01:07Comments(0)その他のこと