
2011年05月29日
フランスの伝統色
仕事柄、塗装とかで色の選択が必要なので、
カラーチャートを購入、それも
「フランスの伝統色」シリーズというのに惹かれて
入手してみました。

色合いの綺麗さも、やはりフランスらしいといえば、フランスらしい。
オシャレだな、と思わせるこういう色彩感覚、身につけたいです。
そして色のネーミングも楽しい、
高貴な青は、Bleu Roi(王様のブルー)
鮮やかなオレンジは、Feu(火の色)
明るい黄緑は、Tilleul(西洋菩提樹)
この色のボキャブラリー、実際に
フランスのヒトだとわかるのだろうか。
「シクラメン色のカーテンにしましょう!」とか
「壁は黒麦の色で塗ってね」とか。
以前、このブログでも「ル・コルビジェの色」とか
「日本の色~道明の帯締め」とかで
触れたことがありますが、
色の種類は本当に多く、
ニュアンスは微妙で、でも見ただけで、
言葉はいらないほど、気分や雰囲気を伝えることができる、
奥が深いものですね。
カラーチャートを購入、それも
「フランスの伝統色」シリーズというのに惹かれて
入手してみました。
色合いの綺麗さも、やはりフランスらしいといえば、フランスらしい。
オシャレだな、と思わせるこういう色彩感覚、身につけたいです。
そして色のネーミングも楽しい、
高貴な青は、Bleu Roi(王様のブルー)
鮮やかなオレンジは、Feu(火の色)
明るい黄緑は、Tilleul(西洋菩提樹)
この色のボキャブラリー、実際に
フランスのヒトだとわかるのだろうか。
「シクラメン色のカーテンにしましょう!」とか
「壁は黒麦の色で塗ってね」とか。
以前、このブログでも「ル・コルビジェの色」とか
「日本の色~道明の帯締め」とかで
触れたことがありますが、
色の種類は本当に多く、
ニュアンスは微妙で、でも見ただけで、
言葉はいらないほど、気分や雰囲気を伝えることができる、
奥が深いものですね。
2011年05月23日
テーブルクロスで椅子の張替
長年使ってきた、母の鏡台の小椅子、
座面の布が擦り切れてきたので、張り替えたい、と母。

椅子張り専用の生地というのもあるのですが、
せっかくなので、先日の旅行でこの椅子に合いそうな
フランス伝統のジャカード織の布を
お土産に買ってきました。
とはいえ、実はテーブルクロスとして売られていたもの。
生地の強さなど、向き不向きなどもあるので、
出来るかどうか職人さんにお尋ねしてみました。

訪ねたのは、福岡市長尾にある「ホマン椅子店」。
近所で前から気になっていたお店。
持ち込みの生地でも
「大丈夫、張れますよ。」
と気さくにこたえて下さったご主人、
さっそく柄合わせなどをしました。

椅子用とは違い、柄が大きいし、どの部分にどの模様を
出すかを相談。
で、翌朝には「できましたよ。」との電話が。早い!!


前のクラシックなカンジとはがらりと変わりましたが、
それもまたたのし。
ちょっとフランスのシックでモダンなカラーの組み合わせ、
それに、背の地模様がなんだか顔みたいに見えて
キャラクターみたいな、カワイイ椅子になりました!
クッションのへたりもちゃんと充填していただいて
ちょっと生まれ変わり、母も気にいってくれました。
持ち込んだ生地のあまりは
自分で枕カバーを作るそうです。
座面の布が擦り切れてきたので、張り替えたい、と母。

椅子張り専用の生地というのもあるのですが、
せっかくなので、先日の旅行でこの椅子に合いそうな
フランス伝統のジャカード織の布を
お土産に買ってきました。
とはいえ、実はテーブルクロスとして売られていたもの。
生地の強さなど、向き不向きなどもあるので、
出来るかどうか職人さんにお尋ねしてみました。

訪ねたのは、福岡市長尾にある「ホマン椅子店」。
近所で前から気になっていたお店。
持ち込みの生地でも
「大丈夫、張れますよ。」
と気さくにこたえて下さったご主人、
さっそく柄合わせなどをしました。
椅子用とは違い、柄が大きいし、どの部分にどの模様を
出すかを相談。
で、翌朝には「できましたよ。」との電話が。早い!!
前のクラシックなカンジとはがらりと変わりましたが、
それもまたたのし。
ちょっとフランスのシックでモダンなカラーの組み合わせ、
それに、背の地模様がなんだか顔みたいに見えて
キャラクターみたいな、カワイイ椅子になりました!
クッションのへたりもちゃんと充填していただいて
ちょっと生まれ変わり、母も気にいってくれました。
持ち込んだ生地のあまりは
自分で枕カバーを作るそうです。
2011年05月18日
正統派バーのカウンター~バー・セブンシーズ(福岡市大名)
先日もう一つの私のブログ「福岡カスレ協会」で紹介した、
「魚→焼き鳥→バーをハシゴ」のバー、Seven Seas。

数々の受賞歴がある、バーテンダー・遠藤さんのカクテルは
味やセンスだけでなく、その日のお客様の状態まで見極めて
一杯を作りだす、スゴイ方です。
写真のカクテルは、パリのホテル・リッツの「バー・ヘミングウェイ」の
オリジナル、「フレンチ75」。正直、本場より格段に美味しいです。
で、このオーセンティックなバーのカウンターは何かと尋ねると
「アサメラです。」
という返事が。そして、
「もう、今ではブビンガが手に入らなくて。」
との話。ブビンガという木は、やはりバーでは特別な存在のようですね。
でも、この一枚板も決して見劣りしない美しさ。
アサメラは別名、アフロルモシア。
ブビンガと同じ、アフリカ原産のマメ科の木。
アフリカンチークとも呼ばれていて、
言われてみると、なるほど、ブビンガより
木目の縞がやわらかで、緻密なカンジです。
今日もピカピカのカウンターで、極上の一杯が
生まれています。
「魚→焼き鳥→バーをハシゴ」のバー、Seven Seas。
数々の受賞歴がある、バーテンダー・遠藤さんのカクテルは
味やセンスだけでなく、その日のお客様の状態まで見極めて
一杯を作りだす、スゴイ方です。
写真のカクテルは、パリのホテル・リッツの「バー・ヘミングウェイ」の
オリジナル、「フレンチ75」。正直、本場より格段に美味しいです。
で、このオーセンティックなバーのカウンターは何かと尋ねると
「アサメラです。」
という返事が。そして、
「もう、今ではブビンガが手に入らなくて。」
との話。ブビンガという木は、やはりバーでは特別な存在のようですね。
でも、この一枚板も決して見劣りしない美しさ。
アサメラは別名、アフロルモシア。
ブビンガと同じ、アフリカ原産のマメ科の木。
アフリカンチークとも呼ばれていて、
言われてみると、なるほど、ブビンガより
木目の縞がやわらかで、緻密なカンジです。
今日もピカピカのカウンターで、極上の一杯が
生まれています。
2011年05月16日
Paris のウィンドゥはカワイイ~調理器具屋さん
調理器具屋さん、というと、いわゆる雑貨屋さんではない、
プロの料理人が行くようなお店なのですが、
このディスプレイも面白かったです。

この包丁のバラバラ並び、日本じゃ見ないでしょう?
浮いているように見えるけど、どうやってディスプレイしていたっけ?
ちなみに、和包丁は結構あちこちで見かけました。
日本食ブームのせいかな?
それから、後ろに見える、引っかけおたまの数々、
雑然と掛けてるようでいて、結構センスある見せ方。
パリ1区、地下鉄エチテンヌ・マルセル駅のそばには
何軒か、調理器具屋さんがあります。
見ているだけでも楽しい。
ちなみにこのお店の店内も、こんな風です。

天井から下がるフライパン!
機能重視の調理器具のお店でさえ
こんなにオモシロく店内に飾ろう!という
心意気がトレビアンです!!
最後はまた別のお店、

ちなみにドアの裏側のハンドルはフォークでした。
プロの料理人が行くようなお店なのですが、
このディスプレイも面白かったです。
この包丁のバラバラ並び、日本じゃ見ないでしょう?
浮いているように見えるけど、どうやってディスプレイしていたっけ?
ちなみに、和包丁は結構あちこちで見かけました。
日本食ブームのせいかな?
それから、後ろに見える、引っかけおたまの数々、
雑然と掛けてるようでいて、結構センスある見せ方。
パリ1区、地下鉄エチテンヌ・マルセル駅のそばには
何軒か、調理器具屋さんがあります。
見ているだけでも楽しい。
ちなみにこのお店の店内も、こんな風です。
天井から下がるフライパン!
機能重視の調理器具のお店でさえ
こんなにオモシロく店内に飾ろう!という
心意気がトレビアンです!!
最後はまた別のお店、
ちなみにドアの裏側のハンドルはフォークでした。
2011年05月11日
Paris のウィンドゥはカワイイ~キッズ編
パリで見てきたものを、もう少し紹介します。
歩いていて感じたのは、パリだから、わかっているけど、
人が本当にオシャレ!
そして、そんな人たちが通っているパリのお店の
ディスプレイはやはり、見ていて、いちいち感動してしまいます。
今回特に感じたのは、キッズ向けのお店など。
フランスはEUでも出生率No.1というのもあるのでしょうか。

ウィンドゥではないのですが、
老舗デパート“プランタン・オスマン”のキッズフロアにつながる
エスカレーターのデコレーション。
まるで絵本の中に入ったみたい、
それでいてどことなくシックで、
日本の模様の四海波みたいなパターンがおもしろい。

マドレーヌ広場近くのインテリアショップ。
キッズのスペースがちゃんとひと部屋あって、
色合いといい、ディスプレイの棚の形のカワイさといい、
誰もが見ていて、明るい気持ちになってしまいます。
私としては、クラシックなヘリンボーンのフローリングが
POPなディスプレイに、いい質感を加えているのが
歴史あるパリらしくていいな、と思ってしまいました。

これもウィンドゥではないのですが、
マレ地区の洋服&雑貨の店の半地下フロアのコーナー
とにかく、色合いが綺麗だし、ハッとする
挿し色のディスプレイが、目を引きます。

最後に紹介するのは、これは大人も楽しめるかもしれない、
指人形屋さんのウィンドゥ。
見つけた時は、思わず「キャー」といってしまったくらい、
カワイかったです。
『マレのマリオネット』と書かれているのは、
「あかずきんちゃん」の登場人物たち。
こんなお店があること自体、さすがパリ、ですよね。
歩いていて感じたのは、パリだから、わかっているけど、
人が本当にオシャレ!
そして、そんな人たちが通っているパリのお店の
ディスプレイはやはり、見ていて、いちいち感動してしまいます。
今回特に感じたのは、キッズ向けのお店など。
フランスはEUでも出生率No.1というのもあるのでしょうか。
ウィンドゥではないのですが、
老舗デパート“プランタン・オスマン”のキッズフロアにつながる
エスカレーターのデコレーション。
まるで絵本の中に入ったみたい、
それでいてどことなくシックで、
日本の模様の四海波みたいなパターンがおもしろい。
マドレーヌ広場近くのインテリアショップ。
キッズのスペースがちゃんとひと部屋あって、
色合いといい、ディスプレイの棚の形のカワイさといい、
誰もが見ていて、明るい気持ちになってしまいます。
私としては、クラシックなヘリンボーンのフローリングが
POPなディスプレイに、いい質感を加えているのが
歴史あるパリらしくていいな、と思ってしまいました。
これもウィンドゥではないのですが、
マレ地区の洋服&雑貨の店の半地下フロアのコーナー
とにかく、色合いが綺麗だし、ハッとする
挿し色のディスプレイが、目を引きます。
最後に紹介するのは、これは大人も楽しめるかもしれない、
指人形屋さんのウィンドゥ。
見つけた時は、思わず「キャー」といってしまったくらい、
カワイかったです。
『マレのマリオネット』と書かれているのは、
「あかずきんちゃん」の登場人物たち。
こんなお店があること自体、さすがパリ、ですよね。
2011年05月07日
ジャン・ヌーヴェルのデザインホテル
もうひとつの私のブログ
「福岡カスレ協会」にはお伝えしていましたが、
昨日まで、フランスを旅していました。
行き先はパリとボルドー。
ボルドーでは、建築家ジャン・ヌーヴェルデザインのホテル
"St. James"に泊りました。
ジャン・ヌーヴェルは、ガラス使いを特色としたデザインが有名で、
パリでは、エッフェル塔近くの「ケ・ブランンリー美術館」などを
デザインしています。

美術館の外の庭の、さらに外にガラスの塀があり、
その緑が映るガラスの塀にインフォメーションが書いてある。
古い街並みの中で、モダンな建物はガラスを隔て、さらに
庭園の向こうに潜んでいます。
そして、ホテルのデザインは

シンプルな白の空間に、オブジェのようなインテリアアイテムが
置かれているのですが、どこがジャン・ヌーベルらしいかと思ったら、

ベッドの高さが高い!80cmくらい。
窓の高さに合わせてあるのです。
ベッドに横になると、視界はボルドーの街を一望する窓でいっぱいに。
他の部屋はベッドがすごく低いところも。
窓にベッドの高さを合わせるとは、ガラスの建築家の視点ならでは。
他にもこのホテルの建物の特徴は

壁や屋根を鉄の格子で囲っているところ。
窓にも格子があったりするのですが、
不思議と牢屋のような違和感はなく、
これもデザインの技なのかもしれません。
それにつる性の植物を這わせて、茶色に錆びた壁がこれから
緑色の風貌に変わっていくのもいいし、壁の遮熱にもなって
さりげなく、エコなのもいい。
一見モダンでシンプルで、まるで誰かの家にきたような
さりげない部屋でありながら、
実は建築による配慮がなされている、
そんなところに気がつくことも、
ひとつの楽しさであり、もてなしであることを
感じさせてくれたホテルでした。
「福岡カスレ協会」にはお伝えしていましたが、
昨日まで、フランスを旅していました。
行き先はパリとボルドー。
ボルドーでは、建築家ジャン・ヌーヴェルデザインのホテル
"St. James"に泊りました。
ジャン・ヌーヴェルは、ガラス使いを特色としたデザインが有名で、
パリでは、エッフェル塔近くの「ケ・ブランンリー美術館」などを
デザインしています。
美術館の外の庭の、さらに外にガラスの塀があり、
その緑が映るガラスの塀にインフォメーションが書いてある。
古い街並みの中で、モダンな建物はガラスを隔て、さらに
庭園の向こうに潜んでいます。
そして、ホテルのデザインは

シンプルな白の空間に、オブジェのようなインテリアアイテムが
置かれているのですが、どこがジャン・ヌーベルらしいかと思ったら、
ベッドの高さが高い!80cmくらい。
窓の高さに合わせてあるのです。
ベッドに横になると、視界はボルドーの街を一望する窓でいっぱいに。
他の部屋はベッドがすごく低いところも。
窓にベッドの高さを合わせるとは、ガラスの建築家の視点ならでは。
他にもこのホテルの建物の特徴は
壁や屋根を鉄の格子で囲っているところ。
窓にも格子があったりするのですが、
不思議と牢屋のような違和感はなく、
これもデザインの技なのかもしれません。
それにつる性の植物を這わせて、茶色に錆びた壁がこれから
緑色の風貌に変わっていくのもいいし、壁の遮熱にもなって
さりげなく、エコなのもいい。
一見モダンでシンプルで、まるで誰かの家にきたような
さりげない部屋でありながら、
実は建築による配慮がなされている、
そんなところに気がつくことも、
ひとつの楽しさであり、もてなしであることを
感じさせてくれたホテルでした。
2011年05月06日
お店作り、キーアイテムは「アフリカの絵」
プロジェクトが始まりました。
飲食のお店作りに参加させてもらうことに。
インテリアのキーアイテムは
アフリカ人アーティストによるカンヴァス画です。

この絵にあった空間づくりを考え
お店にかかわるいろんな人と話し合いながら
良いものを作っていけたら、と
あれこれアイデア妄想中です。
飲食のお店作りに参加させてもらうことに。
インテリアのキーアイテムは
アフリカ人アーティストによるカンヴァス画です。
この絵にあった空間づくりを考え
お店にかかわるいろんな人と話し合いながら
良いものを作っていけたら、と
あれこれアイデア妄想中です。