› 築45年の家に住む › 2014年09月11日

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2014年09月11日

コルビジェLC2 張り替えます。

今、我が家にあるル・コルビジェの椅子「LC2」を生地の張り替えに出しています。



20年ほど前に装飾美術で椅子の歴史を勉強した時から「いつかは欲しい」と思っていた椅子。
数年前に中古を譲り受けたたものだったので、張地も自分で選んだものではなく、いずれは張り替えようと思っていたのですが



クッションのへたりや



生地の擦り切れが気になってきました。




もちろん生地選びにはいろいろとこだわりました。
椅子の張地のメーカーからサンプルを数々取り寄せ、




でも結局はこの椅子のメーカーであるCassina のものを選びました。
それには訳があります。




生地の厚さが違うのです。
左側は一般の椅子のメーカーの張地。
右はCassina のもの。倍ぐらい厚いのがわかるでしょうか。
実際に張地の厚さというのは張ったときの仕上がりにどれほど
差があるのかはわかりませんが、
一般の椅子メーカーの生地を選んだ場合、
張り替えもCassina 以外のところにお願いすることになります。

ちょうど張り替えを検討していたころに、Cassina では
張り替えのキャンペーンだったため、
やはり専門のところで、純正の生地をお願いするほうが、
失敗もないだろう、と思い、お願いしました。
それに後日、預けた状態から中のクッションも替えた方がいい、
との連絡も受け、お願いしました。
そのあたりの判断もやはりメーカーならでは。

椅子の張り替えは、実際金額的にも
どうかすると安い椅子が買えるくらいの金額がかかります。
せっかくならば、ちゃんとした形で前よりいい状態で生まれ変わらせた
方が、後々長く大事に使えることになります。




LC2はフレームからクッションだけとれるのですが、
フレームごと預けて張り替えに出します。




ソファのなくなった我が家のリビングには
代わりにH・ウェグナーのピーコックチェアとYチェアが。
でもやはり、リビングにはクッション性のある
ソファでないとダメですね。
今回身にしみて感じました。




ちなみにCassina 福岡店は9/12にリニューアルオープンだそうです。

我が家のLC2 もそろそろ帰ってくる予定です。