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2012年07月03日

森林について考えよう。

昨晩からの豪雨で各地で水害が起こっている九州。

まだまだ地すべりの恐れもあり、山沿いは警戒が必要な状態です。

そんな今日、「晴耕雨読」ではないけれど
先日我が家にふらっと立ち寄った知り合いの先輩の置き土産を
手に取って見ていました。

森林について考えよう。

東京在住の先輩、編集にかかわったという、
森林について考える、子供向けの冊子。
中には木に関する様々な事が書かれているのですが、


森林について考えよう。

私たちが出すCO2量は木何本分か、とか
(結構本数がいるんですね。)

森林について考えよう。

今日のような大雨による洪水を防いだり、

森林について考えよう。

木の資源としての生産性とか
(年間70兆って国家予算にもせまる金額!
森って働いているのね。エライ!)


結構大人が見ていても知らないこと、
ためになることが多くて驚きました。


日頃木を使って仕事しながら思うのですが、
人間の生活に「木」がないと、大変なことになります。
家の建物自体はコンクリートでも建つかもしれませんが、
中の壁とか床とかドアとか、それに家具とか
まったく木が使われていない家は、まず無いと思う。

それに不思議と「木が嫌い」という人はいないでしょう?
精神的にも木に囲まれた空間って癒されたりするし、
木はヒトにとってなくてはならない存在なんです。

環境とか、リサイクルとかエネルギーなど
ずいぶん意識するようになりましたが、
木という資源については身近にありながら、
森を保護する意味とか活動については
「マイはし」ぐらいで、
それ以外に森林の保護ってあまり身近ではないですよね?

大人はもちろんですが
木が大きくなるのに年月がかかるように、
子供たちにも小さい頃から木について学んで
森を育てる心をはぐくんでほしいと思いました。

この「日本の森林と林業」という冊子、
小・中・高校の教材用としても使われているようです。
購入などご興味のある方は公益社団法人 大日本山林会まで。

森林について考えよう。
ここ北部九州は雨もひと段落、
ちょっとアカデミックな話になりましたが。
私も木を大切に使ってよりよい
モノ作りをしていこうと思いました。


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