
2011年01月17日
茶室~茶を飲むためだけの部屋
毎年この新春の時期に行われる茶会「初釜(はつがま)」
(その様子は私のもう一つのブログ「福岡カスレ協会」をご覧ください。)
私の茶道の先生のお宅には銀閣寺の茶室を造った棟梁が
京都から来て1カ月滞在しながら作った3畳の茶室があります。
年に数回だけ行われる茶会の時だけ、その茶室は使われるのですが、
初釜も、その貴重な体験が出来る機会です。
寒い冬の凛とした空気の中、ほの暗い空間に椿の紅白が映えます。

茶室の外の庭も演出のひとつ。茶室に入るためのアプローチは
掃き清められ、静かで穏やかな世界へといざないます。

すべては「お茶を飲むため」だけの空間づくり。
現代ではLDKやマルチスペースなど、
ひと部屋で多様な使い方ができる空間が主流ですが、
茶室はその正反対の「スーパー用途別空間」
簡素な造り、3畳という狭小の空間、
でもそれが究極の贅沢な空間に感じさせてくれるから不思議です。
(その様子は私のもう一つのブログ「福岡カスレ協会」をご覧ください。)
私の茶道の先生のお宅には銀閣寺の茶室を造った棟梁が
京都から来て1カ月滞在しながら作った3畳の茶室があります。
年に数回だけ行われる茶会の時だけ、その茶室は使われるのですが、
初釜も、その貴重な体験が出来る機会です。
寒い冬の凛とした空気の中、ほの暗い空間に椿の紅白が映えます。
茶室の外の庭も演出のひとつ。茶室に入るためのアプローチは
掃き清められ、静かで穏やかな世界へといざないます。
すべては「お茶を飲むため」だけの空間づくり。
現代ではLDKやマルチスペースなど、
ひと部屋で多様な使い方ができる空間が主流ですが、
茶室はその正反対の「スーパー用途別空間」
簡素な造り、3畳という狭小の空間、
でもそれが究極の贅沢な空間に感じさせてくれるから不思議です。