› 築45年の家に住む › 2011年11月

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2011年11月28日

イスのいろ



ある椅子の張り地とフレームのカラーバリエーションです。
上段から張り地の革、布テープ、木のフレーム。

以前にリノベーションをさせて頂いたお宅で
新しくダイニングチェアを購入して頂きました。
以前にこのブログでも紹介した、川上元美のNTチェアです。



アンティークのウォールナットのテーブルに合わせた
ブラックウォールナット色のフレームに
お客様の選ばれたホワイトの革テープ張り。
不思議とアンティークのウィンザーチェアと合ってます。




以前に紹介した我が家のNTとは
色が違うだけで印象が随分違いますね。


色組み合わせパターンは全部で56通り(ですよね?)
それにアームあり、アームなし、カウンター用のハイチェア、と
かなりのバリエーション。
カジュアルからハードまで様々なコンビネーションで楽しめます。

NTをはじめとするアルフレックスジャパンの家具は
福岡では福岡市中島町にあるプロポスタで
見ることが出来ます。





  


Posted by nobo at 23:22Comments(0)家具のこと

2011年11月25日

無垢テーブル完成

前々回のこのブログでお伝えした「無垢テーブル製作中。」

完成し、お客様のところへお届けしました。



オイル仕上げで落ち着いた色に。
使っているうちに、木自体の油分も出てきて
年月とともにさらにいい色になっていきます。
これが無垢材のいいところ。
写真(上)は座卓バージョンですが、低く使うのも落ち着きますね。
多人数のお客様の時はテーブルよりこの方が沢山座れます。



同じセンダン材で作った脚は天板と独立、
寝かせて座卓に、立ててテーブルになります。

出来上がりを見て喜んで頂き、私も嬉しくなりました。

この日は偶然、お客様ご夫妻のご結婚記念日!
オメデトウゴザイマス!そしてこんな特別な日に
お届けさせていただいて、アリガトウゴザイマス!

これからのご家族の新たな歴史をこのテーブルも
一緒に過ごしていくのかと思うと、とても楽しみです!  


Posted by nobo at 11:28Comments(0)家具のこと

2011年11月19日

ワイン木箱のキッチンワゴン

友人からのリクエストでキッチンまわりに置けるワゴン作り。
以前から持っていたワインの木箱をそのまま活かしたシンプルなもの。



ワインのシャトー名が入った焼き印が木箱の良い所。
以前ワインショップで働いていた友人が「捨てられない!」と
大事にとっておいたもの。
しかし、この木箱自体、ワイン12本が入っていた大きなサイズ、
これにモノを入れると木箱の重さも加わってかなり重くなり
単体の“箱”として使うと意外と使いにくいんです。



今回作ったのは、引き出しの本体のみ。オープンの形にして、
左右どちらからでも引き出せるようにしました。
わざと左右に木箱を出っぱらせてもおもしろい。
本体の色や材質を変えれば印象も随分変わりますが、
今回はキッチンまわりに同化する様、あえてモデストな色、
材質は水回りに強いメラミン樹脂の化粧板張りです。
キャスター付きなので、もちろん移動もラクラク。

そして何より収納力は抜群!
パン作りのディプロマをもつ友人、木箱の引き出しは深いので
パンやお菓子作りのかさばる道具や型、大きなタッパーなどが
存分に収納できます。

キッチンまわりが機能的になると、
主婦は家事の効率だけではなく、
毎日の気分も変わります!

「これで、やる気でるわ!」

と友人。
それを聞いておもわず嬉しくなった私でした。


  


Posted by nobo at 18:38Comments(1)家具のこと

2011年11月16日

無垢テーブル製作中。

先日、福岡県大川市にある親戚の木材市場に行きました。
現在製作中の無垢のテーブルの製作過程をチェックしに。



今回のテーブルは以前、「無垢テーブル・4年ぶりの再会」 で紹介した
ご家庭の、ご兄弟のお宅からのオーダーです。
ご家族で気に入って下さったと思うと、本当に嬉しい限りです。
使用する木材も同じセンダンで、そして木自体も同じ、
私がこの市場で買って数年寝かせている丸太の板を使います。

ただし同じ丸太から作っても、丸太の部分によって
板の状態や木目の表情が違うため
テーブルの天板を作る時は毎回「木取り」という、布地で言えば
柄合わせ、をします。



今回は板を三枚はぎ合わせにし、はぎ目には
板どうしをつなぎ止める役割をする
「ちぎり」という硬い木の部材を4か所入れます。
今回はウォールナット材を使います。

この「ちぎり」を入れたり、テーブルの両端を
丸太の表面、通称「みみ」を
残したりすることで、ちょっとクラフトっぽいテイストになります。
シャープなテイストがお好みであれば、
「ちぎり」や「みみ」はなくすことも可能。

その他、私のチェック項目としては、
天板とテーブル脚と椅子との兼ね合い
(テーブルの脚と脚との間隔に椅子が予定の脚数入るかどうか、
アームチェアのアームが天板の下にキチンと入るように、
天板の厚みが調整されているか等)を確認して、
OKであれば、仕上げのオイルがけをします。






お客様に喜んでいただけるかどうか、
仕上がりを待つこととします。

  


Posted by nobo at 14:35Comments(0)家具のこと

2011年11月11日

名作椅子のいいところ~H・ウェグナー Yチェア

この前のブログ「ブビンガカウンターで蕎麦~蕎麦ひら川(福岡市薬院)」
にもあったYチェア。

あまりにもメジャーな椅子ながら、前から一脚欲しかった!
ので、私が選んだのはジャパンレッドのYチェア。



漆の赤のもうちょっとくすんだような色。
座はペーパーコードのナチュラル色にしました。
新しいので、座るとペーパーコードがピンと張っていて、まだ硬い。
これから少しずつ、馴らしていくのも楽しみです。




昨年リリース60周年になったYチェア。
別名、ウィッシュボーンチェア。
このYの部分が、鶏の丸焼きを食べて
最後に出てくる胸骨に似ているから。
その骨を2人で引っ張って、
長い方が願いがかなうという、
そんなストーリーもあるこの形。





以前に紹介した「名作椅子のいいところ~川上元美 NT」
ともサイズ感や色合いも合って、相性いいカンジです。  


Posted by nobo at 16:58Comments(2)名作デザイン

2011年11月07日

ブビンガカウンターで蕎麦~蕎麦ひら川(福岡市薬院)

もうひとつの私のブログ・福岡カスレ協会の
「1週間外食スペシャル」の中で最後に行ったお店、
蕎麦ひら川。
お店そのものも、お蕎麦やてんぷらを夜11時まで食べられる
“こんな店が欲しかった”ところなのですが、
雰囲気も同じくらい、嬉しくなるお蕎麦屋さんです。



ビールのおつまみに蕎麦かりんとうをつまみながら、
ふと見ると、カウンターはブビンガではありませんか!
バーでこぞって欲しがる、アフリカ原産の樹木。
木目の柄が強くて、ダンディな印象の木です。

お蕎麦屋さんは蕎麦の素材にこだわるだけに、内装の材料も
こだわるところが多いのですが、こちらはテイストがモダン。



カウンターから外を眺めたところ。
椅子はウェグナーのYチェア。
床や壁も、石や土や和紙などさまざま、でもすべて本物の素材。

純和風ではないところが、ちょっと気楽で居心地良くて、
ついついお酒もすすんでしまうお店です。