› 築45年の家に住む › 2012年05月

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2012年05月29日

和のお店に合う、白木調のテーブル作りました。

以前にこのブログでも紹介した
「日本酒と古い器と白木の一枚板~酒陶 築地(福岡市平尾)」さんより
テーブル製作のご依頼を頂きました。



ここのカウンターはスプルースという材質。
塗装をしていない、いわゆる「白木」の仕上げです。
テーブルも同じスプルースでつくることに。
ただし、テーブルとなると、食べ物や飲み物のシミが水拭き出来る方がお店の方も扱いやすいということで、今回は塗装をすることに。
ただし、見た目はなるべく白木に近くなるように
心がけました。




で、出来上がりはこのように。
木目が細かく、まっすぐなのがスプルースの特徴。
幅は70cm。板を2枚剥ぎ合わせていますが、
良く見ないとわからないくらい、一枚板に見えます。
触ったカンジも白木に近い
マットな塗装に。
この塗装には普通以上に念入りな研磨が必要だったようです。





ウラはこのように。
板の反り止めの金具をいれたり、
中央には脚部を固定するための
補強板を取り付けたり。
無垢の板にはこのような細工も必要。





脚は店舗用のスチールの脚を取りつけました。
木で作るよりも強度があり、アジャスターもついていて
ガタつきをなおすことも出来るので
ヘビーユーズのお店のテーブルには向いています。
それに既製の製品をつかうことで、コストを抑える利点も。






今回2台製作したのですが、
くっつけると、このように木目もぴったり合わせてあります。
ひそかなこだわり。










古陶磁で出されるお料理が自慢のこのお店。
器が映えるテーブルになったのでは。
お店にもすんなりなじんでくれたみたいです。
考えてみれば、純和風の空間向けに作ったのは
意外にもこれがはじめて。
私にとっても嬉しい経験でした。


  


Posted by nobo at 23:58Comments(0)家具のこと

2012年05月23日

レンタル家電でスチームクリーナーを使ってみる。

前から気になっていた、スチームクリーナー。
ケルヒャー(Karcher)、年末の大掃除時期に
よっぽど買おうかと思っていたのですが、
今は「レンタル家電」という便利なものでお試しできるので。




ネットで探した機材レンタル会社、注文して翌日には届き、
まるまる一週間使用できて、2380円です。(送料別)
機種によってレンタル料は違いますが、これは家庭用としては十分。
アタッチメントもいろいろついてます。








なぜこれを使ってみたかったかというと、
我が家の古いお風呂場の壁の大部分は
ご丁寧なことに、天然石がはってあり、
お風呂掃除の洗剤を使うと、酸などの成分が
石を溶かす恐れがあるので使えないのです。
よって目地用のカビとり剤も、もちろんダメ。
(目地は問題ないのですが、カビ取り剤が流れて、周りの石を溶かす恐れがあるから)

おかげでこのガラスブロックの目地はこのスチームだけでキレイになりました!
きもちいい!!



ついでに石の面もスチームしてみました。
でも、石によっては、スチームをあてすぎると
表面が変質したりすることもありますので
あまりかけ過ぎない方がよいようです。






当然、調子にのっていろんなところを
スチームしてみます。

フローリングはよく小さなお子さんがいるところなど、
「蒸気で消毒できるからいい」
と言われますが、やはり木ですので、
フローリングも軽く当てる程度にしておいた方がよいと思います。

もともと「曲げ木の椅子」や、わっぱなどの「曲げ物」は木に蒸気をあてて曲げるのですから。
フローリングは曲がることはないにしても、
くれぐれもやりすぎないように。




それから、テレビショッピングでスチームクリーナーが紹介されると
定番なのが、この換気扇のお掃除。
もちろん、やってみました。





で、これは私の個人的な感想ですが、
このしつこい油汚れにはスチームはあまり効果的ではないような?
高温といってもスチームの温度は水の沸点100℃ですよね?
油の温度はもっと高いわけですから、
汚れを溶かす、というより「ゆるめる」程度だと思います。
(私の勝手な論理ですので、違っていたらごめんなさい。
あるいは我が家のこびりついた油がすご過ぎるのかもしれません。)

で、存分にスチームクリーナーを楽しんだわけですが、
さすがはドイツ製、家庭用とはいえ、
昔の掃除機のようなゴツさがあるので、収納場所も考えるし、
スチームの温度と威力がかならずしも「万能」ではないと思い、
やはり、こうして必要な時に「レンタル」で使うのが
私の場合、よさそうです。  


Posted by nobo at 17:53Comments(4)その他のこと

2012年05月19日

ブラック VS ホワイト美長カウンター

今週はどちらも6~7mという、しかも美しいカウンターのバーに出会いました。








まずはブラック、というわけで、
一件目は福岡市白金にある、
bar 永田。
「すごいカウンターの店があるんだよ」と
連れてきていただいたのですが、
予想通り、立派なブビンガの
カウンターです。
大人の隠れ家、といった雰囲気。

実はこのブビンガ、普通の塗装だと塗料がはじかれやすく、
表面がバリバリになって困っているお店もたまに見かけるのですが、
ここの塗装はそれを考慮されていると思える、
念には念をいれた仕上がり。



バーは一軒家、まるで由布院に来たような、静かで落ち着く空気感。
福岡の真ん中にこのようなバーを作るのは、ある意味贅沢。
しかも、この一軒家にどうやって7mのカウンターをいれたのでしょうか?
そう思うと、あらためて、お店作りのこだわりを感じさせられました。







うって変わって、ホワイトのカウンターのお店は
夕方から飲めるという、
カジュアルなスタイル。






これまた美しいイチョウです。
福岡市薬院にあるワインバー、PONVINO(ホンヴィーノ)。
高級なお鮨屋さんでも、こんなに立派な
カウンターなないのでは?






 
ちょっとマニアックに見てしまいましたが
厚みもスゴイです。
「たまたまいいタイミングで見つかったカウンターなんです」
とおっしゃるオーナー、何気にソムリエさんだったりして、
その見せないこだわり、しっかりカウンターにあらわれてます!!


実に対照的なこの2店。
こだわりをどこに置くか、どう見せるか、
カウンターは面白いほど、それを語っています。  


2012年05月10日

Colorful in Europe!!

ゴールデンウィーク、ヨーロッパを旅してきました。
初夏の古い街並みにひときわ引き立つ色、色、色。


パリで飛行機乗換の為に一泊したプチホテル、
Hotel de Noailles。
エントランスや中庭にこんなビビッドなカラーの
アートオブジェが置かれています。




ロビーもこんなかんじ。
ギャラリーみたいです。








日本のビジネスホテルも顔負けなコンパクトな
バスルーム。
でもこの色使いと、いきすぎなくらいデザイン重視のアイテムが
いちいちウレシクなります。







うってかわって、こちらはブルー。
ロンドンのソーホーにあるチャイニーズレストラン、
唐茶苑Yauatcha。
真っ青な水槽にお魚が泳いでます。






青い色は食欲減退させるんじゃない?
と思いきや




意外と味は美味しい。
ミシュラン1つ星らしいです。





モダンな空間で働く白いユニフォームのエプロンに
ちょっと付いている赤いストラップ。
これが良く見ると、中国柄だったりして、ニクイ!








またまたかわって、こちらは
南イタリアのレストランホテル、
Don Alfonso 1890。
ラブリーな色合いの客室は
南イタリアの明るい色合い。



白い戸棚を開けると、このピンクです。







バスルームは南イタリアの手描きタイルや陶器の器や照明でデコレーション。
やさしくて、かわいい、
けど、子供っぽくないのはきっと




石造りの家の壁の厚み、そしてクラシックで彫刻の施された
装飾扉やドアの枠など、
さりげない重厚感がバランスをとっているからだと思います。






最後にColorlessなスタバを。
パリ・オペラ座の近くのショップ。
このモノトーンの壁は大理石。

植栽のグリーンが映えていいですね。
こういう整えた植木、クラシックな街並みで
良く見かけます。




古い建物をそのまま活かした、シックな店内。
イートインしようにも、居心地が良すぎて、席が空きません。

これは逆立ちしても日本には作れないでしょうね。
偉大なるヨーロッパの歴史の街の遺産。



クラシックとモダン、街並みの石づくりと
華やかなカラー。
文化的にも深くて豊かなところ、
やはりあこがれます。  


Posted by nobo at 01:33Comments(0)その他のこと