› 築45年の家に住む › 2013年07月12日

  

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2013年07月12日

家具入りました。

今回のリノベーションでコーディネータした家具と照明が入りました。

モノが入ると少しずつ生活感も出てきます。




まずはダイニングテーブル。
無垢の板はケンパスという、南洋材。



赤みを帯びた深い色なのですが、
マメ科の木なので目が細かいため、日本のケヤキなどに比べて木目が
主張しなくて重い印象にならないし、
かといって同じマメ科のブビンガのように“ギラギラ”していない。

落ち着いた雰囲気のお施主様、Tさんにぴったり。
はるばる四国から取り寄せていただいた甲斐がありました。



そしてダイニングチェアには、ご存じハンス・ウェグナーのY Chair。
これはTさんのたってのご希望。テーブルにもしっかり合っています。
それにしてもなぜこんなに愛されるのでしょう、この椅子?
そして、日本でどれだけ売れているんでしょうね?



キッチンとの位置関係はご覧のとおり。
オープンキッチンのペニンシュラ型(半島型:キッチンの一端が壁についている形)に対して、テーブルも壁を斜めに作ってペニンシュラに。
現場では“V字キッチン”と呼ばれていましたが。

オープンのキッチンの場合、ダイニングテーブルをキッチン本体に直接
横につなげたり、あるいはT字型に置いたりすることがありますが、
こうして斜めになることで、テーブルに座っている時に、キッチンの雑多なものが目に入りにくい。



それにV字にするために、壁の一部を大きく斜めにすることで
部屋全体のレイアウトに変化を与えてくれる。
なのでリビングのドアを開けると、こうして面白い角度で
メインのダイニングが見えるのです。
で、歩みを進めるとキッチンはその奥に見えてくる。
オープン空間のLDKなのに、シーンが展開していく。



ダイニングの照明は真鍮のメーカー、FUTAGAMIさんのランプ。
インテリアショップで見つけたもので、
照明メーカーのランプにはまずない、素材のもつ力が魅力です。
このランプは、このリノベーションの初めからTさんのイメージに
ピッタリ、と決めていたモノ。



もうひとつ、FUTAGAMIのランプ。
ピアノの照明用に選んだ、表面が黒の鍛金のランプ。










黒いピアノは色はもちろん、奥行きもあって存在感があるので
両サイドにIEKAの収納棚を置いて、
リビングのこの壁面だけは黒っぽくしてシャープな雰囲気に。










それからこの日はお子さん用のベッドも一緒に搬入。
ヒノキの無垢でできたベッド。
香りがいい。体にも優しそうです。


ベッドの下にはこのように出雲の炭が
入っているんです。

もともとTさんのご希望にあったのが
「床下に炭を入れてほしい。」
マンションでは床下にスペースがないので、
あきらめていただくしかなかったのですが、
このベッドが代わりになります!
偶然大川の家具ショップで見つけたときは
嬉しかった。

家具にもいろんな役割があると感じました。





最後にこの高さ59cmというチェア。
キッチンの高さ85cmに合う椅子はなかなかないのですが、
これは雰囲気もYチェアにも合っていていい。
これも北欧のメーカー、Werner のShoemaker Chairです。
その名のとおり、もともと靴職人が使うためにできた椅子。
おしりの形に削り出されたブナの木が綺麗で
使い込むほどに味がでてきます。



これからはじまる生活に長く愛される家具が入りました。
インテリアのデザインやコーディネートの醍醐味は
施主の方とのやり取りを通して
まずは望んでいらっしゃるテイストがどのようなものか、
探しながら(さぐりながら?)最後には
「これいいですよね。」と同じ気持ちになって
共感しながら作り上げていくこと。

今回もそうやってできた空間です。

ご家族での楽しい生活、そしてさらには
ご友人を招くなど、新しい空間が
新しい毎日を作っていってくれたら
本当に嬉しいです。

  


Posted by nobo at 12:07Comments(0)家具のこと